「キッチン泡ハイター」のやってはいけない“2つのNGな使い方”「さっと流してた…」「気をつけます」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。泡タイプで薄めずに使える「キッチン泡ハイター」は、除菌や漂白に使える便利なクリーナー。しかし、扱い方によってはリスクがある場合も……。ここでは、キッチン泡ハイターの“やってはいけない”「NGな使用方法」をご紹介します。
NGその1.衣類を漂白する
キッチン泡ハイターは、商品名通り“キッチン用”です。泡タイプで使いやすいと忘れがちなのですが、パワーのある漂白力を持つクリーナー。衣類を漂白すると脱色する恐れがあります。特に、色・柄ものの素材は注意が必要です。
漂白に使ったわけではないのですが、わたしはキッチン泡ハイターで掃除中に、液が服へ飛び散り、新品の服が脱色してしまったことがありました。「キッチン泡ハイターってものすごい漂白力あるんだ……」ということを身をもって知ったので、衣類の漂白はしないことをおすすめします。
NGその2.お手入れ後にさっと水で流す
キッチン泡ハイターの洗い残しがあると、素材がサビたり変色したりする恐れがあります。目に見える泡を水で流すだけでは、確実に足りません。しっかり30秒以上かけて、キッチン泡ハイターをしっかり落とすことが大事。
「これで大丈夫」とは思わずに、きっちり30秒間流水で洗いましょう。
間違った使い方に気をつけよう
泡のまま使える手軽さとは裏腹に、強力な漂白パワーを持つキッチン泡ハイター。
掃除方法や使い道を間違うと、本来の効果が得られなかったり素材が傷んだりするリスクがあります。
大掃除などでキッチン泡ハイターの出番が増える今、間違った使い方をしていないか見直してみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア