醤油味の焼うどんレシピ!プロの炒める順番&モチッと食感のコツ
手軽に作れる焼うどんですが、麺がベチャッとなったり野菜がかたかったり。そこで、料理家・フードコーディネーターとして活躍するぬまたあづみさんに、失敗しない基本の焼うどんの作り方を教えていただきます。味付けのコツも参考にしてください。
失敗しない基本の焼うどん
香ばしい醤油味が食欲をそそる焼うどんです。
材料(2人分)
豚バラ肉:60g
タマネギ:1/4個(約50g)
にんじん:1/6本(約30g)
キャベツ:1/8個(約150g)
冷凍うどん:1食分
[A]
顆粒和風だし:ふたつまみ
みりん:大さじ1
醤油:大さじ1
かつお節:適量
青のり:適量
memo
・豚肉は小間切れでもよいですが、旨みが強いバラ肉がおすすめ。
・うどんは断然冷凍うどんがおすすめ。コシがあってモチッと仕上がります。
作り方
豚肉は食べやすく切る。タマネギは繊維に沿って1cm幅に切る。にんじんは4cm長さで2~3mm厚さの短冊切りにする。キャベツは芯を取って4~5cmのざく切りに、芯は薄切りにする。
野菜の切り方
・タマネギの食感を楽しみたい場合は繊維に沿って、しんなりがお好みなら繊維に直角に切りましょう(上の写真は繊維に沿って切っています)。
・にんじんは少し厚めに切って食感を楽しむのがおすすめ。キャベツの芯は甘みがあっておいしいので、捨てずに薄切りにして混ぜましょう(キャベツの葉の手前が芯を薄切りにしたものです)。
冷凍うどんは袋の表示通りレンジ加熱する。
おいしく作るコツ
冷凍うどんはレンジ加熱で温めておくと、食材と馴染みが早くおいしく作れます。
フライパンを中火にかけ、豚肉を炒める。
バラ肉以外の部位を使う場合は、サラダ油かごま油を適量使用してください。
豚肉の色が変わったらタマネギとにんじんを加える。
野菜の炒め方
野菜はかたい順から炒めていきます。炒める際のコツは、食感が残っているタイミングで次の野菜を加えること。炒めすぎた状態で加えると、食感のアクセントが失われ、仕上がりがベチャッとなってしまいます。
タマネギが透き通ってきたらキャベツを加える。
全体に油が回って馴染んだら2を加え、キャベツがしんなりするまで炒める。
A をだし、みりん、醤油の順に加え、香ばしい香りが立つまで炒め合わせる。
調味料の黄金比
顆粒だし:みりん:醤油が1:2:2の割合がおすすめ。
器に盛り、かつお節と青のりをのせる。
最後に
モチッとした食感の基本の焼うどんを作ってみてください。
<!--ぬまたあづみさんプロフィール-->
ぬまたあづみ/Azumi Numata
株式会社こさえる代表/フードコーディネーター
大学卒業後、栗原はるみ「ゆとりの空間」入社。その後、フードコーディネータースクール、料理研究家のアシスタントなどを経て2007年に独立。
現在は料理雑誌・書籍・web・テレビ等でレシピ提案をするほか、広告のフードコーディネート・スタイリング、映画やドラマの監修・撮影、飲食店のフードコンサルティングなどを行う。身近な材料と普段使いの調味料にプラスするアイデアで、簡単かつおいしい料理を作ることがモットー。素材の持ち味を最大限に活かす料理を日々研究中。
Instagram
<!--/ぬまたあづみさんプロフィール-->
[キャベツ]栄養と選び方や保存、春&冬&夏秋キャベツの違い
ビタミンCやビタミンK、葉酸などを多く含む、アブラナ科の野菜。原産はヨーロッパで、日本で広く食べられるようになったのは明治時代からです。
最終更新:2025.03.05
文・写真:ぬまたあづみ
監修:ぬまたあづみ、カゴメ