脱炭素アクションみぞのくち 前年度の取組を報告 地域の高校生らが登壇
身近な取り組みを通じて脱炭素社会の実現を目指す活動「脱炭素アクションみぞのくち」。その2024年度の取り組みを発表する会が、3月25日に高津市民館大会議室で開かれた。同活動の推進会議主催。
当日は、地域で活動する事業者が脱炭素の取り組みを紹介したほか、市内の高校生や新社会人で構成される「まるっとサステナCAMP」の2期生が、1年間の活動を通して学んだ内容や体験の様子を報告した。
また、立ち上げたプロジェクトについてはそれぞれの代表者が発表。地域食材「のらぼう菜」を使用した地産地消で脱炭素につなげる「脱炭素レシピ」や、(株)ノンバーバルのアロマ部門責任者・高橋淳音さんが中心となった「柑橘アロマオイル」、さらに、メンバーが持ち寄った着られなくなった服や廃材、海洋プラスチックごみなどを取り入れてて作った衣装での「ファッションショー」、メンバーの1人が長年探究している「ご当地発電勉強会」などを紹介。
最後には、地元ミュージシャンと共に作った「サステナかわさき」という楽曲に合わせて、ダンスを披露した。
脱炭素アクションみぞのくち推進会議のPRなどを担当する山本美賢さんは「市内で活動する若者たちが積極的に参加、体験してアウトプットをしっかりと打ち出してくれた」とコメント。また、4月中旬から始まる3期生の募集にも取り組みたいとしている。