「コク」のある香りに包まれて優雅な休息を♪アステ川西の珈琲専門店『坂井珈琲』 川西市
由緒正しき珈琲専門店で深い『コク』のある喫茶体験を味わってみませんか?
レトロで上品な外観に引き込まれ、今回訪れたのはこちらの『坂井珈琲』。創業35年。長年に渡って地元の方に愛される珈琲専門店として運営されています。
中に入ると…そこはまるで別世界!
異なる時代に迷い込んでしまったかのような空間には、外とは違うゆったりした時間が流れています。
お恥ずかしながら、これまで「眠気覚ましに飲むコーヒー」程度の認識しか無かった筆者。折角豊富にある『豆の種類』というのも、どのように選んだら良いのかわかりません…。
そんな訳で!今回は特別に、同店でバリスタを務めている社員さんより「坂井珈琲(川西店)」でのオススメの楽しみ方をレクチャーしてもらうことに。
コーヒーと言えば「黒い飲み物」であることはお馴染みかと思いますが、この「黒さ」こそが、珈琲の味の違いを示す指標となるものなのだとか。よく見ると種類ごとに黒の濃さが違うことがわかります。
「この色は実は、珈琲豆を炒って出た『油分』によってできたものなんです。」
油分が多く出ている豆は『コクのある』味に。反対に、あまり炒っていない茶色の豆は本来の果実感から『酸味』の強い味になるのだそう。
今回は「コロンビア」が合うとのおススメにより、フードと一緒に注文していただきます。
本日はショッピングの休憩がてら、お店に立ち寄った筆者。動いた後の疲れた体は、豆の『油分』が欲しくなることが多い為、程よいコクのある豆をチョイスしたそう。
「確かに今の自分にぴったりな感じです!」と感動の筆者。淹れたての温かな珈琲は、奥深い苦みの中に、舌触りの滑らかな味がしっとりと広がり、体がホッと落ち着きます。
少しして隣の常連さんから「これ、トーストしたらすごく美味しいわよ。」とお声掛けが。指差す先はお皿に残ったサンドイッチ。「でも…途中で良いんでしょうか?」と伺えば、店員さん曰くOKとのことで、食べかけの半分はこんがり焼けたトーストサンドイッチに!
こういった丁寧なサービスは、店員さん曰くカウンター席をを囲む小さなお店だからこそできることなんだとか。朗らかな店員さんの接客に、気軽なお客さん同士の会話も楽しませてもらいました♪
最後にデザートとしていただいたのは、こちらの「珈琲ゼリー」。
珈琲の味は、冷めてから更に深まるんだとか。深い知識や経験に基づいて、やはり珈琲の専門店ならではの視点で作られた『珈琲ゼリー』は、コクもしっかりある丁度いい味わいです!
由緒正しい珈琲店の系譜を続け、そのスタンダードさを極めることを大切に、お店を続けられてきたという同店ですが、初心者の筆者にも朗らかに、敷居の高さを感じさせず、珈琲の奥深さを楽しませてくださいました。ここだけで味わえる特別な極上のくつろぎの空間。由緒ある場所で丁寧に淹れられる一杯。是非感じてみてください♪
場所
坂井珈琲 川西店
(川西市栄町25-1 アステ川西 1階)
営業時間
11:00~22:00