SC相模原 ホーム初戦、勝利で飾る ギオンスに4993人
サッカーJ3・SC相模原は2月22日、相模原ギオンスタジアムで栃木SCと対戦し、1-0で勝利した。アウェイで行われた初戦に敗れて迎えたホーム開幕戦で今季初勝利を収めた。
入場者数は4993人(昨季の開幕戦は4216人)。開幕戦とあってスタジアム外周にはスポンサー企業や地元小学校の児童などによる出店、キッチンカーが並び、多くの人でにぎわった。試合開始前には昨季終了後に現役引退を発表した瀬沼優司さんと竹重安希彦さんの引退セレモニーが行われ、現役時代に相模原・栃木両クラブでプレーした2人に温かい拍手が送られた。
高木2戦連続弾
試合は開始早々、相模原が勢いのある攻撃で相手ゴールに迫り、前半3分にFW高木彰人選手の2試合連続弾で先制。アクシデントによる選手交代や相手に攻め込まれる場面もあったが、最後まで1点を守り切り、北風が吹き荒れる中で声援を送り続けたファン・サポーターの期待に応えた。
試合終了後、主将の島川俊郎選手は「良い時も悪い時も1年間一緒に戦いましょう」とサポーターにあいさつ。シュタルフ悠紀リヒャルト監督は「まだ目指すところには足りない部分がたくさんある。もっと迫力をもって相手を上回っていけるように伸ばしていきたい」と振り返り、「今日のようなホームの雰囲気はパワーになる。僕もサガミスタも含めて全員が成長して、みんなでJ2への切符を掴み取りたい」と意気込んだ。
相模原の次戦は3月1日(土)の鹿児島戦。相模原ギオンスタジアムで午後2時キックオフ。