六角橋ケアプラ 大正琴で春奏でる まちの仲間の音楽会
六角橋地域ケアプラザで4月19日、登録団体による「まちの仲間の音楽会」が開かれた。
この催しは、同館に貸館登録している団体らに発表の場を提供するため定期的に実施されているもの。今回は大正琴サークル秋桜花(あきか)の演奏会。10年ほど前に結成され、メンバーの平均年齢は約80歳。月に一度同館で練習をしているほか、地域のお楽しみ会や福祉施設などで演奏を披露している。
この日は演奏メンバー5人がお揃いのピンク半被を羽織り、『春が来た』『さくら変奏曲』『きよしのズンドコ節』など10曲を披露。緊張した面持ちながらも心を込めて大正琴を奏でた。
代表の池田ミツエさんは「人前での演奏は恥ずかしいですが、皆さんが演奏を聴いて喜んでくださるならうれしい」と話した。
来場者は演奏に合わせて口ずさんだり、時にはプロジェクターの不調を手伝ったりと、会場全体が一体となり文字通り「まちの仲間」として共に演奏会を盛り上げた。