上越市の60代女性 能登半島地震の災害関連死認定 県内5人目
新潟県上越市は2025年1月9日、2024年1月1日に発生した能登半島地震の災害関連死1人を認定したと発表した。認定されたのは市内在住の60代の女性で、市は死亡した経緯について、遺族の意向を理由に公表していない。県内で能登半島地震の災害関連死と認定された人は、新潟市4人と上越市1人の計5人となり、上越市での認定は初めて。
遺族からの申し出を受け、市は12月25日に災害関連死にあたるかどうかを判断する災害弔慰金等支給審査委員会を開き、認定した。災害関連死に認定されると、生計を維持する人が亡くなった場合は500万円、そのほかの人の場合は250万円が遺族に支給される。
同市の能登半島地震の人的被害は死者1人、重傷1人、軽傷5人となった。