【火男火売神社】別府八湯の守り神として親しまれる神社
別府の街を見守るようにそびえる鶴見岳。その二つの峰、男嶽(おだけ)と女嶽(めだけ)を神格化した「火男(ほのお)」と「火売(ほのめ)」の二神を祀るのが、『火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)』です。
場所
大分駅から車で約30分、別府駅からは18分で着きます。
駐車場は広めで、神社の左側にあります。
参道↓ 自然豊かで涼しげです。
境内
手水舎↓
授与所↓
神職の方がいらっしゃるので、おみくじやお守りを授かったり、御朱印をいただくことができます。
神楽殿↓
拝殿↓
社伝によれば、この神社が創建されたのは771年(宝亀2年)。1200年以上の歴史を持つ、由緒ある神社です。
867年(貞観9年)、鶴見岳が噴火した際には、朝廷の命で豊後の国司が神前で「大般若経」を読み上げたところ、噴火が鎮まったといわれています。この功績により、神社には「従五位上」という神階が授けられました。
さらに、1276年(建治2年)には、時宗の開祖・一遍上人が九州を巡る中で立ち寄り、鶴見権現のお導きにより「玖倍理湯の井(くべりゆのい)」という湧き湯を鎮め、現在の鉄輪温泉に蒸し風呂(石風呂)を開いたという伝承も残っているそうです。
「イチイガシ林」という自然林は、県指定天然記念物に指定されているそうです。宇佐神宮に次ぐ内容だそうです。
左側にも鳥居がありました。
火男火売神社は別府八湯の守り神として人々の信仰を集め、今も静かにその土地を見守り続けています。
自然と伝説が息づくこの神社に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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施設名火男火売神社住所大分県別府市 火売8-1電話番号097-766-2402