サーフでのルアーフィッシングで65cmヒラメ登場【茨城・鉾田】サラシ狙い撃ちが的中
12月11日(水)、茨城県鉾田市にヒラメとシーバスを狙いに行った。当日は短時間釣行だったが、大判ヒラメが登場。その模様をレポートする。
鉾田のサーフでヒラメとシーバス
釣り場に着いたのは14時。大洗に近い冷水海岸は下げ潮のタイミング。しばらくぶりに来てみたが、砂の流失が厳しく砂地の幅がとても短くなっている。
辺りに釣り人は少なく、長竿を持ったジグサビキで狙っている人が1人。話しかけると、「全然ダメ」という。「鳥が飛んでいるときは青物が釣れる」とのこと。
ファーストヒットはソゲ
この日はベタナギ。しかし、私が見る限りベイトっ気があるし、釣れそうな雰囲気。高いところから見ると「釣ってください」と言わんばかりのサンドバーのスポットが出現している。その周りを囲むように流れが効いて、潮目が沖に延びている。
よく見ると鵜が一羽潜っては頭を出している。シーバスも視野に入れ、流れが効いてザワザワしている足元から、沖のサラシまでをジグヘッドワームで狙う。
早々にショートバイトの連打。しつこく狙うと犯人は25cmくらいのソゲだった。
サラシを狙って65cmヒラメ!
今度はサラシの中を狙う。シーバスが入っていそうだ。楕円に広がる泡の中を28gのルアーでローラー作戦。
すると、泡の切れ目のカケアガリでヒット。「重い、シーバスじゃない」。たまに、「グン」と持っていく。「カスザメか?」やがて、足元の寄せ波に入ってくると勝負あり。「おお、デカいヒラメだ」。すごい肉厚な魚体で、ビタンビタンと砂地を叩く音が迫力十分の大物。計測すると65cm。
プチ遠足に来ていた近くの小学生と、引率の先生らに祝福を受けて照れ笑い。
水位が下がり納竿
「よーし」、必ず泡の中にシーバスがいるはず。気合を入れて狙い続けるが、水位が下がってくると、シャローが広がり横流れがキツくなってきて諦めた。
16時を過ぎると暗くなってきたので、歩いてきた道の途中、途中のポイントで軽くルアーを投げながら車まで戻る。
ヒラメは刺し身で食うと脂がのっていて、100点満点の味だった。
<週刊つりニュース関東版 上谷泰久/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年1月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。