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烏丸御池 和洋中のジャンルレスで美味しいアテが揃う「居酒屋charlie(チャーリー)」

キョウトピ

烏丸御池 和洋中のジャンルレスで美味しいアテが揃う「居酒屋charlie(チャーリー)」

烏丸御池近く、京町家造りの「居酒屋charlie(チャーリー)」でディナー。面白いメニュー編成なのですが、季節の食材でちょこちょこ変わりしそうな予感なので、もまた覗きに来たい良店なり。

和洋中のジャンルレスで美味しいアテが揃う

やってきたのが室町六角、お店の名前は「居酒屋 charlie」。荒神口にある人気カフェ「MARTIN」の姉妹店として2025年2月オープンしたばかり。最近、京都市内で類似スタイルのお店が増えている!な気がするのですが、和洋中のジャンルレスでボーダレスで美味しいアテメニューを出す!方針のお洒落なお店。3回目の予約アタック(電話のみです)でようやく席確保。店内に。

一階は御覧のカウンター席が6席、4人テーブルが1つに、柱があるので3人テーブルになっているのが1つ。その3人テーブルに案内してもらい着席。二階席もあるようで、そちらにも予約客が吸い込まれていくわけで。しかし、品のいい内装ですな、カフェ的にすっきりとした感じ。お若いスタッフ4名で運営されていて、皆さんフレンドリーなサービスで良い雰囲気です。

酒メニューを確認。ソーダ系の爽やかな、且つちょっとヒネリのあるのがいくつか。グラスワインは空いた順に抜栓していく方式で日本酒はなぜか佐々木酒造一本、という。これは深酒しなさそうなライト系な居酒屋だよなと納得しつつ、「瓶ビール(中)」¥700)を注文し、ホッコリしていると相方も時間通り登場。

瓶ビールと赤グラス¥700からスタート。呑みながら、さあ今日は何を頂きますかね?ということに。

フードメニューは2ページ構成。鰹のタタキとトロタク、それに苺とモッツアレラのブッラータ風が並んでいて・・・

更に焼き餃子と雲白肉などの中華料理、〆はハヤシライス、更にバスクチーズケーキがあるという、つながりがあるようでなさそうな~脈絡の無さ。いや、脈絡はとにかくチャーリー(いや、誰?)が好きなメニュー、という設定。最近、京都市内の居酒屋で同じようなコンセプトのお店に出くわすのですが、メニューの振れ幅は最大級だよなと思いつつ。全体的にお手軽価格設定なのも嬉しい。

で、こういうお店で我が家がまず注文するのはこちら。「少し大人のポテトサラダ」¥650なり。緩めの茹で玉子乗っけバージョンでした。

割りましたの図。スライス胡瓜とベーコン角切りがころころと、なのですが、ガーリックチップがガッチリ効いているのが少し大人ポイントでしょう。上から胡椒をぱらっと!なのですが、そんなに辛くはなく爽やか風味だけを移しました的な。ちゃんと美味しいです。

二品目。「鴨ロース」¥900なり。気の利いたカウンター割烹で出てきてもおかしくない正統派冷製でした。上品な甘醤油味で美味しい~。練り辛子は必須。カウンター割烹ではこの倍近くはしそうだなと思いつつ。

で、ビールの後に注文したのが「カルダモン焼酎ソーダ割り」¥650なり。中華料理やスパイス料理に合うので好きなのですが、こういうボーダレスなお料理になんだか合うような気がします!

お酒の写真に写り込んでいますが、季節の焼き物から三品目。「そら豆のオーブン焼」¥650なり。そら豆を鞘ごとオーブンでじっくり焼いただけ、以上!なのですが、こういうのが美味しいわけで。添えてある岩塩が偉大。

温かいフライ物も貰っておこうと四品目。「ブラウンマッシュルームとクリームチーズのフライ」¥850なり。マッシュルームの傘にクリームチーズを詰めて、フライにしました!的な。この可愛らしい形にやられるのですが、お味もなかなかですな。

再び冷菜なのですが、これは明らかに初体験だと思った「ミックストマトと汲み上げ湯葉のジェノベーゼ風」¥950なり。トマトの上に乗っているのはクリームチーズではなくて汲み上げ湯葉(豆腐を作る際に蒸した豆乳の上に浮いてくるタンパク質)、その上にバジル風味のオイルという面白い構成。ま、ある種、豆腐サラダ的な。ちょっと塩味が足らんなあと思ったので、先ほどそら豆についていた岩塩をぱらぱらしつつ、なかなか乙なお味だと感心。

で、更に「沖縄琉球クラフトRUMハイボール」¥700にスイッチ。全然クセが無いので超吞みやすい系。甘味は基本無いですが。

沖縄のRUMはブラックニッカの左隣。調べましたところ、瑞穂酒造謹製「ONERUM THE OKINAWA ISLANDS RUM」なる銘柄でした。

六品目は中華系から「焼き餃子」¥500なり。パリッパリの円形羽付き!という。こういうボーダレス居酒屋によく置いてある「焼売」ではなくて、焼き餃子を選ばれたのはちょっと嬉しいなと思いつつ頂くのですが・・・

居酒屋で出てくる餃子とは思えない非常によくできた一品で、特筆すべきは餡が肉汁しっかり!で噛みつくと美味しいおつゆがジュワー。オススメいたします。

〆は中華系の「あさり出汁そば」¥1000とこちらの「チャーリーのハヤシライス」¥700があります。今回はハヤシライスを注文。ちなみにメニューにある「トロタク」はご飯が入ったトロタクの海苔巻きではなくて、トロタクを海苔で巻いたアテですのでご注意。

ハヤシライスは、なんだかぐっと家庭的なお味でした。懐かし系レシピでしゃきしゃきした玉ねぎを入れてくれると嬉しいのになあと思いつつ、なんだか懐かしい感じになるのですな。ほんわり。

以上で〆まして、吞み量が良くわからないのですが、多分、瓶ビール1に赤ワイングラス1、各種ハイボール系を4?ほど呑んで¥8600という大大大大納得なお支払いでした。若者向けのお洒落なお店ですが、ちゃんと居酒屋価格なわけで。 面白いメニュー編成なのですが、季節の食材でちょこちょこ変わりしそうな予感なので、おっさんおばさんもまた覗きに来たい良店。御馳走様でした。

店舗情報

店名:居酒屋 charlie(チャーリー)
住所:京都市中京区玉蔵町136
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜+不定休
TEL:075-275-6064
https://www.instagram.com/charlie__kyoto/

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