深川麻衣、ワインレッドのドレスで登場「監督の演出に驚かされっぱなしでした」<『ぶぶ漬けどうどす』公開記念舞台挨拶 >
6月7日、テアトル新宿にて『ぶぶ漬けどうどす』公開記念舞台挨拶が行われた。
本作品で主人公・澁澤まどかを演じた深川麻衣はワインレッドのドレスで登場。公開を迎えた今の気持ちを聞かれ、「撮影は一昨年の11月に行いましたが、映画の企画自体が動き出してからは7年が経っています。それがこうして昨日から無事に公開できて本当に嬉しく思います」と思いの丈を述べた。
撮影時の思い出について深川は、冨永監督の演出に驚かされっぱなしだったという。「ラストシーンで鳥居に関する演出があるんですが、あれはさいしょ、台本には書かれていなくて。その場で監督が『いっかいやってみましょうか』とおっしゃって撮影しました」と撮影の裏側を告白。
すると冨永監督は「あれが深川さんの芝居を受けて、台本を変えたんです。現場では勉強させてもらってばかりです」と語り、お互いが作品に影響を与え合って本作が生まれていることを明かした。
また、本作になぞらえて「いま偏愛しているものは?」という質問に深川は「梅干しです」と回答。
「京都で撮影していたときに、梅シロップのアールグレイ割りが売られていて、初めて飲んだんです。それがすっごい美味しくて、ずっとハマってます。サッパリしてて飲みやすいので、これからの時期にすごくオススメです」とハツラツとした表情を見せた。
深川は最後に、「どういう作品なのか、言葉で説明するのが難しい映画ではありますが、もし面白いと思っていただけたら、周りの方に伝えていただけたら、とても嬉しく思います」と謙虚ながら自信を感じさせるコメントで舞台挨拶を締め括った。
【あらすじ】
都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京からやってきたフリーライターのまどかは、数百年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始める。ところが、「本音と建前」の文化を甘く見ていたせいで、気づけば女将さんたちの怒りを買ってしまう。猛省したまどかは、京都の正しき伝道師になるべく努力するが、事態は街中を巻き込んで思わぬ方向に──。
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