東台小5年1組 不要になった服でファッションショー 地元の服飾専門学校も協力
市立東台小学校で3月14日、5年1組の児童たちによるファッションショーが開かれた。
これは、同組の児童たちが今年度の総合的な学習の時間でSDGsについて学んできた取組みの集大成となるイベント。
児童たちは昨年5月に今年度のテーマをSDGsやリサイクルとすることを決めた。そして、服の再利用を進めようと全校児童に呼びかけ、不要になった服約400着が集まった。
服の活用法を考える中で、小さくなっただけでまだ着られる服は近隣の三松幼稚園に寄付。また、多かったユニクロやGUの服は同店が行うリサイクルに届けた。
自分たちで服をアレンジ
そして、残った服の活用について、地元の服飾専門学校、横浜ファッションデザイン専門学校=鶴見中央=に相談。自分たちで服をアレンジしてファッションショーを開くこととなった。
アレンジには同校ファッションクリエイティブ科の学生が協力。どのように服のデザインを考えるか、手縫いやミシンの使い方などを児童にアドバイスした。
そして出来上がった服のショーでは、児童たちが自ら服を着て登場。ランウェイに見立てた体育館を楽しそうに歩き、児童の一人は「再利用を学びながら、みんなに楽しい時間を届けることができて嬉しかった」と笑顔で語った。