日本ハムの超新星“二刀流”ドラ1・柴田獅子が後半開幕戦で投手として一軍デビュー
二軍で防御率2.31、奪三振率12.34の柴田
日本ハムのドラフト1位ルーキー・柴田獅子が26日のロッテ戦(エスコンフィールド)でプロ初先発する。
福岡大大濠高から入団した19歳の二刀流。187センチの長身から右腕をしならせて投げ込むストレートは、20日のフレッシュオールスター(丸亀)で自己最速の154キロをマークした。
今季は二軍で8試合に登板し、防御率2.31。11.2回で16三振を奪っており、奪三振率は12.34と高い。打者としても42試合で打率.156、2本塁打をマークしているが、まずは投手として一軍デビューする。
大事な後半戦初戦に抜擢するのは新庄剛志監督の期待の表れ。二刀流の大先輩・大谷翔平は、先に打者として一軍デビューし、投手としては2013年5月23日のヤクルト戦で5回6安打2失点だった。
祖父が西武ファンだったことから「獅子(レオ)」と名付けられた日本ハムの超新星。ビッグルーキーのプロ第一歩に注目だ。
2勝5敗、防御率3.59のボス
一方のロッテはオースティン・ボスが先発する。来日1年目の今季は15試合で2勝5敗、防御率3.59。勝ち星には恵まれていないが、開幕から先発ローテーションを担っている。
日本ハム戦は4試合で1勝負けなし、防御率1.67と好相性。5月18日には8回3安打無失点、6月1日には8回2安打無失点と好投している。
チームは最下位に低迷するが、前半戦は3連勝で終えており、今日勝てば4連勝。メジャー通算207試合に登板した実力派が日本ハムの高卒ルーキーにプロの投球をレッスンするか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・M.ヤフーレ-西武・與座海人(楽天モバイル)
ソフトバンク・有原航平-オリックス・田嶋大樹(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
ヤクルト・吉村貢司郎-中日・髙橋宏斗(神宮)
阪神・才木浩人-DeNA・A.ケイ(甲子園)
広島・森下暢仁-巨人・横川凱(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部