開成町パークゴルフ協会 初の3世代交流大会 30周年機に「裾野広げたい」
開成町パークゴルフ協会(井上三史会長)は11月30日、30周年記念事業の一つとして、開成町と共催して、「3世代パークゴルフ大会」を開催した。
松田山を望む酒匂川のほとりに位置する「開成水辺スポーツ公園パークゴルフ場」は、同公園が開園した1994年に同時に整備された。関東で最初に整備された同ゴルフ場は、県内唯一となる27コースが常設されていることでも知られる。
開成町パークゴルフ協会は同年設立され、毎年同協会の会長が県協会の会長を務めるなど、県内のパークゴルフ界のリーダー的存在として率いてきた。
今年、創立30周年を迎えた同協会は、さまざまな記念事業を開催。今回、事業の目玉として、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめるパークゴルフの良さを生かしかし、3世代が一緒にプレーする大会を企画。町も大会の趣旨に賛同して、今回初めて合同で開催した。
会長「来年以降も」
大会には14チーム56人が参加した。小学生(3年生以上)、中学生〜65歳未満、65歳以上の3世代が各々必ず入るよう1チーム4人で構成。会場ではシニア世代が子どもたちに、どこを目指して打ったら良いかなど、アドバイスする姿も見られた。和やかな雰囲気の中プレーをしていた3年生の男子児童は「思ったより難しかった」、同じく3年生の女子児童は「優しく教えてもらい、プレーも楽しかった」などと話した。
優勝には、二宮彩寧さん(10)、二宮碧彩さん、(13)二宮一博さん(51)、山崎元明さん(80)で構成した「ニノッチチーム」が輝いた。井上会長は「水辺公園と協会の30周年を記念して、こうした競技のすそ野を広げる大会が開催できたのはうれしいことです。これを来年以降も続けていくことがとても大切。将来的には町民大会を開催していきたい」と話した。