気軽に熱々おでんがいただける!尼崎の『おでんのじんべえ』で自家製練り物やしみしみ大根を実食 尼崎市
最近少しずつ温かくなる日もでてきましたが、まだまだ朝晩は結構冷えこみますよね。そんな寒いときには体が温まるおでんが食べたくなりませんか?阪急塚口駅近くにあるさんさんタウンで、具材が大きく食べ応えがありコスパも◎という口コミが多数ある尼崎市の『おでんのじんべえ』へ取材へ行ってきました。
駅の南口から徒歩約2分のところにあり、あたりには多数の飲食店がひしめき合っている場所の一角にあります。
温かみのある木のカウンターがある立呑屋さんで、男女問わず幅広い年齢層の方が訪れる同店。おでんをはじめお酒に合う一品や自社の魚屋『海老蔵』から直送の新鮮なお造りが楽しめます。
今回筆者はおでんの中から誰もが注文するという定番の「大根」「ちくわ」すり身から作っている自家製練り物の「赤ゆずこしょう天」変わり種の「葱かす爆弾」の4品を注文しました。お店に入った瞬間からおでんの良い出汁の香りが漂っているのでどんな味わいなのか楽しみです。
運ばれてきたおでんはどれもお出汁がよくしゅんでいそうな色合いでどれからいただこうか迷ってしまいますが、ここはやはりおでんといえばの「大根」から試食させていただきます。
「大根」は、口コミであったようにほかのお店でみるよりかなり大きくて高さがあります。大きさにはこだわっており、小さめの大根の仕入れしかなかった場合は、大根を2つ提供するなどの配慮をされているそうです。
箸で力を入れなくてもすっーと半分に切れ「しみしみ大根」という名の通り中までしっかり出汁が染み込んでいます。味を染み込ますため1日かけて炊き続けているそうで、家ではぜったいまねできません。口に入れるととろとろの食感で一瞬で口の中から消えてしまいました。もう一口食べるとまたすぐなくなってしまい、食べているというよりお出汁を飲んでいる感覚でした。
次に試食したのは、「赤ゆずこしょう天」で自社の魚屋が仕入れた魚を使いすり身から作っています。青唐辛子をつかったゆずこしょうはなじみがあるのですが、赤唐辛子の赤ゆずこしょうは初めてです。
食べてみるとピリッとした唐辛子の辛味がアクセントになっており、あとから柚子の華やかな香りが鼻孔をくすぐります。すり身の部分はふわふわで辛みが溶け込んだ出汁もクセになってしまいゴクゴクと飲んでしまいました。
「葱かす爆弾」は、ネーミングがインパクト大で油かす専門店の「横山商店」の油かすを使用されています。牛の小腸を時間をかけて徹底した温度管理で油で素揚げされているので、臭みがなく旨味がぎゅっと凝縮されています。
中を割ると小口切りのネギと油かすがパンパンにつまっていて、ネギのシャキシャキ感と油かすの旨味があふれ出し口の中は幸せいっぱいです。
最後は筆者が個人的に好きなちくわです。一本のままだと器からはみ出てしまうので食べやすいように半分にきられています。”熱々”を出してくださるので「ふ~ふ~」しながら食べるのもおでんの醍醐味ですね。
途中で辛子をつけると味がまた引き締まり、お酒もどんどん進んでしまいそうです。
ほかにも「手作り牛すじコロッケおでん」や「巻きたてだし巻き」など興味がそそられるものが多数あるので、仕事帰りに好きなものをさっと食べるもよし、そのままのんびり過ごすもよし、思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
場所
おでんのじんべえ
(尼崎市南塚口2-1-2 さんさんタウン2番館 1F)
営業時間
月曜~土曜日
17:00~23:00
日曜日
17:00~22:00
定休日
なし