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奈良5丁目に憩いの場 自治会がベンチ設置

タウンニュース

式の参加者と設置されたベンチ=同自治会提供

幅広い世代が交流できる場を作ろうと、奈良五丁目自治会(辰巳太郎会長=人物風土記で紹介)がコーヒーショップ・GRIVEcoffee前の沿道に「あおぞらベンチ」を設置。4月6日には中島隆雄青葉区長や近隣住民を招いてお披露目式を行った。

一昨年度実施した住民アンケートで、多世代コミュニティー実現のアイデアを募った同自治会。住民が買い物でよく利用するスーパー三和から奈良五丁目駒狩公園までの道に、「休憩する場所が欲しい」との声を受けてベンチを設置する運びとなった。「あおぞらベンチ」の名前は地元小学生のアイデアがもとになっている。

目抜き通りも活性化

昨年10月からは、辰巳会長が住民自ら地域課題の解決に取り組む講座「青葉みらいづくり大学校」に参加。アイデアを発展させ、モスバーガー横浜こどもの国店前の大通りにひまわりなど季節の花を植える「奈良五丁目みんなでいっしょに作るきれいな町〇〇ロードプロジェクト」も発足させた。

同プロジェクトでは、地域の道路清掃や美化活動を行うボランティア団体「ハマロード・サポーター」と協働してベンチの維持管理、花植えや手入れなどを行う。今年度は災害復興のシンボルとして受け継がれている「はるかのひまわり」の種を植える予定だ。

ベンチのお披露目式当日は、ハマロード・サポーターや地域の子ども会、自治会役員のほか、みらいづくり大学で辰巳会長のプレゼンを見届けた中島区長も参加した。

中島区長は「幅広い年齢の憩いの場として親しまれれば」と期待を寄せ、辰巳会長は「町がキレイになり、住民同士が顔の見える関係になることは地域の防犯にもつながる。みんなで一緒に安心・安全な、仲の良い町を作っていければ」と思いを語った。

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