「便座の裏がキレイな人」がやっている簡単習慣→「清潔感アップ!」「頑固な尿石になる前に…!」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレの便座の裏は、“隠れ汚れ”が溜まりやすい場所。便座をあげてみたら、「目を覆いたくなるくらい尿石がついていた……」なんて経験はきっと誰しもあるはずです。そこで今回は、“便座の裏”をキレイに保つ方法についてご紹介します。
1.こまめに掃除する
便座の裏は、とにかく汚れがつきやすい! 清潔さをキープするには、こまめな掃除が必要不可欠です。
掃除と言っても、手間がかかる難しいお手入れは不要。トイレ用のお掃除シートや中性洗剤とクロスで、さっと拭き取るだけでOKです。
「朝起きたら拭く」「寝る前に拭き掃除する」など、1日の中で掃除するタイミングを決めておくと、無理のないお手入れを習慣化できますよ。
2.月に1回しっかりお手入れをする
日常的な掃除だけだと、落とし切れない尿汚れが蓄積しがちです。頑固な尿石は、さっと拭き取る程度では撃退できません。
そこでおすすめなのが、月に1回の徹底お手入れ。クエン酸や中性洗剤、キッチンペーパーを使い、便座裏をパックすると厄介な汚れもスッキリ落ちます。
汚れが溜まりやすいゴムの部分は、外して洗うとピカピカになります。経年劣化で汚れが落ちにくくなったら、新しいものに交換しましょう。
3.座って用を足す
掃除だけでなく、汚れないトイレの使い方を取り入れることも大事です。
男性の場合、立って用を足すと壁や床にも尿がはねます。そこでわが家では、家族全員「座る」スタイルで。座って使えば、トイレは必要以上に汚れません。
また、子どもたちには便座に浅く座らないよう声がけしています。前方に座ると漏れる率が高いので、気持ち後ろの方に座ってもらい、トイレをキレイに使うクセをつけています。
少しの手間で清潔感アップ
ちょっとしたくふうで、トイレは清潔に保てます。まずは無理なくできそうなことから、初めてみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア