犬に『友達』はいたほうがいい?他の犬と仲良くなるためのコツや注意点をご紹介
犬に友達はいたほうがいい?
犬に「犬の友達」がいると、犬同士でなければできない遊びを楽しむことができたり、犬社会での社会性を身に付けやすくなったり、大きなメリットになるかと思います。
しかし、友達は「犬の友達」でなければならないということはありません。「人間の友達」でもいいですし、「猫の友達」でもいいと思います。
愛犬に友達が必要であるかどうかは、愛犬の性格によって異なります。犬同士で遊ぶことが好きな犬なのであれば、犬の友達を作ってあげられるとよいのではないでしょうか。
愛犬と他の犬とが仲良くなるためのコツと注意点
飼い主同士が仲良くなること
愛犬と他の犬とが仲良くなるためのコツは、飼い主同士が仲良くなることです。親しげに挨拶を交わしたり、笑顔で明るく接したりする様子を見せてあげましょう。
犬は飼い主の様子をよく観察しています。飼い主が相手の人や犬に対して楽し気に接していれば、「この人と犬は安全な相手なんだ」と判断することができます。
犬同士が仲良くなるためには、飼い主同士の関係性も重要です。
犬同士の挨拶の仕方をよく見ること
愛犬と他の犬とが仲良くなるためのコツは、犬同士の挨拶の仕方をよく見ることです。
犬同士の挨拶の仕方と言えば、お互いのおしりのニオイを嗅ぎ合うことです。このとき、犬が「しっぽを下げているのか」「しっぽを上げているのか」を見ます。
相手の犬からおしりのニオイを嗅がれるとき、しっぽを下げている犬は、「自信がない」「怖がり」「不安がり」「気弱」「内気」「犬見知り」などの性格であると言えます。
相手の犬からおしりのニオイを嗅がれるとき、しっぽを下げている犬は、「自信がある」「社交的」「フレンドリー」「犬が好き」などの性格であると言えます。
「この子のことあまり好きではないな…」というときにもしっぽを下げることがあります。犬同士の挨拶の仕方をよく見て、仲良くできるかどうかを見極めてあげるとよいでしょう。
競争心を煽らないこと
愛犬と他の犬とが仲良くなるためのコツは、競争心を煽らないことです。
おもちゃの取り合いになったり、おやつの奪い合いになったりなど、犬同士がお互いの競争心を煽るようなことを飼い主がしてはいけません。
「ボールを投げてどっちが先に取れるかな?」という遊びや、「どっちの手におやつが入っているか当てられた犬にあげる」という遊び方はしないようにしましょう。
気の合う犬同士を仲良くさせること
愛犬と他の犬とが仲良くなるためのコツは、気の合う犬同士を仲良くさせることです。
愛犬がおもちゃで遊ぶことが好きな活発な子であれば、おもちゃで遊ぶことが好きな犬同士で友達になることをおすすめします。
このように、どんなことが得意で苦手なのかといった愛犬の性格や好みを十分に把握することが大切です。
まとめ
愛犬と他の犬とが仲良くなるためのコツを4つ解説しました。
✔飼い主同士が仲良くなること
✔犬同士の挨拶の仕方をよく見ること
✔競争心を煽らないこと
✔気の合う犬同士を仲良くさせること
筆者には愛犬が2匹います。1匹は相手が犬でも人間でも猫でも、誰とでもすぐに仲良くなることができる性格であるため、友達がたくさんいます。
もう1匹は人見知りや犬見知りをし、怖がりな性格であるため、友達は少ない方です。
仲良くなれるかどうかは相性にもよるでしょうし、愛犬の性格によっては、犬の友達を作ってあげることができない場合もあります。
そんなときは、飼い主が一番の友達になってあげてください。飼い主と愛犬は、親友にもなれますよ。