Yahoo! JAPAN

東希望が丘響本さん 悔しさ胸にアジア制覇 ブラジリアン柔術の大会で

タウンニュース

教室で指導を行う響本さん(上)

旭区東希望が丘在住の響本(ひびきもと)広明さん(41)が、2月に東京都で行われた、ブラジリアン柔術のアジア大会に出場。64kg級の、36歳から40歳が出場するマスター2部門で優勝した。

2022年に黒帯を取得して以来初めての同大会出場。部門には黒帯取得者が集い、響本さんは「黒帯は強かった」と振り返るが、「試合が終わるまで、攻める意識を持ち続けた」ことが、アジア制覇につながった。

これまで数多くの大会に出場してきた響本さん。昨年9月の世界大会では、1回戦で当時の世界王者と対戦。善戦するも、最後の15秒で逆転負けを喫していた。「その時の悔しさを、今回の大会で生かすことができた」と語る。

教室で普及

響本さんは大会出場と並行し、旭区小高町でブラジリアン柔術の教室「JP柔術アカデミー」を運営。5歳から71歳までの約90人が通っているという。

2月末の練習には約10人が参加。響本さんも交え汗を流した。技をかけあう練習を行い、響本さんは「肘は開かない方がいい」などアドバイスを送っていた。

響本さんは「護身術としても使うことができる。未経験者など多くの人に教え、魅力を伝えていきたい」と今後を見据えた。

【関連記事】

おすすめの記事