横浜西口に壁画アート完成 環境美化や魅力創出狙う
横浜駅西口、幸川橋周辺から横浜ビブレ前の公共空間の壁面約254平方メートルを使った大型壁画アートが完成した。12月7日には主催者や地域の団体、行政など関係者らが出席し、完成セレモニーとお披露目会が開かれた。
「ヨコハマ西口アートプロジェクト」は、街のにぎわい創出などに取り組む(一社)横浜西口エリアマネジメントが昨年10月から実施してきた。アートを通じた環境美化や魅力創出などを目的に昨年は、約75平方メートルの壁画アートを完成させた。これにより、壁画周辺のごみのポイ捨てが減ったほか、「イメージが変わった」「通りが明るくなった」など好意的な声が寄せられるようになった。
こうした実績を受け、横浜市から特例許可を得た今年は、対象壁面全面を使ってアートを描くことに。今回も前回同様、3組のアーティストが参加し、「エリアの文化と自然が育むサステナビリティ」をテーマに色鮮やかで躍動的な壁画を描いた。
式典では、アーティストを代表してグラヴィティフリーのdjowさんがあいさつ。「昨年から多様性と創造性をコンセプトに皆で作品を描いてきた。世界に向けて西口の魅力を発信できたら」と話した。その後、オノルイーゼさんが壁画に仕上げの筆入れ行った。