巨人のドラフト2位 最速150キロ超の24歳左腕 くふうハヤテに派遣 巨人から2年連続
■くふうハヤテに巨人・山田龍聖投手 期間は6月30日まで
静岡市に本拠地を置くプロ野球「くふうハヤテベンチャーズ静岡」は3月10日、巨人・山田龍聖投手の派遣を発表した。ファーム・リーグ参加球団規程に基づくもので、巨人からくふうハヤテへの派遣は2年連続となる。
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くふうハヤテに加わる山田投手は最速153キロを誇る左腕で、今シーズンがプロ4年目となる。現在は巨人の育成選手だが、2021年にJR東日本からドラフト2位で入団している。プロ2年目の2023年に右肩を故障し、昨年のオフに自由契約となり、育成選手として再契約した。
これまで1軍での登板はないものの、昨シーズンはイースタン・リーグで29試合に登板して2勝2敗、防御率1.65の成績を残した。登板機会を増やすため、球団はくふうハヤテへの派遣を決めたとみられる。派遣期間は3月11日から6月30日までとなっている。
巨人からは昨年も、木下幹也投手をくふうハヤテに派遣している。木下投手は昨シーズン、7月22日からシーズン終了までくふうハヤテでプレーして8試合で2勝2敗、防御率1.29だった。木下投手も山田投手も、ファーム・リーグ参加球団規程に基づく派遣となっている。
くふうハヤテは14日、本拠地ちゅ~るスタジアム清水でオリックスとの開幕戦を予定している。ウエスタン・リーグ参入1年目の昨シーズンは、120試合で28勝84敗8分けと低迷した。最下位からの巻き返しを図る2年目のシーズンを前に、心強い投手が加わった。
(SHIZUOKA Life編集部)