SASARU movie 2025年11月の人気記事ランキングTOP5
11月の札幌も、映画の熱気に満ちた1カ月でした。話題作の公開はもちろん、特集上映や舞台挨拶、ここでしか出会えない監督・キャストのトークなど、多彩なイベントが続々と開催。映画館に足を運ぶたびに、スクリーンを通して届けられる“物語の力”と、観客の反応が重なり合う特別な時間が広がっていました。
sasaruムービーでは今月も現場を駆け回り、映画人たちの言葉や会場の温度、作品を巡るリアルな空気感を丁寧に取材。その中から、11月に特に多くの注目を集めた記事TOP5をお届けします。
1位 『月のこおり』公開記念舞台挨拶がサツゲキで開催
映画『月のこおり』は、写真家・北村竜次(今井翼)とジャズシンガー志望の小春(すみれ)が出会い、9年にわたって関係を育んできた恋愛ドラマ。札幌での出会い、時間の経過、変わっていく心情――淡く切ない“時間の重なり”と“葛藤”が丁寧に描かれています。
記事では、この公開を記念した札幌・サツゲキでの舞台挨拶情報を紹介。上映後に監督やキャストが登壇予定で、作品の背景や思いが語られる貴重な機会となることを伝えています。
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今井翼主演、札幌を舞台に描く大人のラブストーリー『月のこおり』 公開記念舞台挨拶がサツゲキで開催
2位 キャプテンポップコーン新作紹介『君の顔では泣けない』ほか2作品紹介
本作は、高校1年の夏、プールでの事故がきっかけで心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。誰にも相談できず、秘密を抱えたまま歩み続けた2人。15年後――30歳になった夏、まなみが「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。元に戻れるのか、そして“自分”として生きるとは――。壮大で切ない人生の物語が描かれています。
記事は、毎週木曜深夜に放送されているラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をもとに制作。映画の紹介だけでなく、リスナーにとって身近に感じられるよう、“映画が日常に近づく”切り口で書かれています。
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もう15年"君"として生きている、心と体が入れ替わった男女の物語『君の顔では泣けない』ほか2作品紹介
3位 キャプテンポップコーン『おいしい給食』シリーズの市原隼人インタビュー
毎週木曜25:30に放送中の映画トーク番組「キャプテン・ポップコーン」。映画の最新情報から“まち”の話題まで、札幌の映画シーンをより身近に感じられる人気番組です。SASARU movieでは放送内容を再編集し、記事として配信しています。
■“甘利田先生” 市原隼人さんが1年ぶりに登場
ゲストは、6年目を迎えた『おいしい給食』シリーズで主人公・甘利田幸男を演じる市原隼人さん。北海道フービーフェスティバル参加に合わせ、番組にも登場しました。
札幌の街の魅力や、シリーズとの向き合い方、そして最新作への想いについて語った今回の放送。2019年に始まったシリーズが6年続いたことへの感謝、そしてさらに広がる「おいしい給食ワールド」への手応えを率直に語っています。
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市原隼人「ここまで続くとは…言葉にならないほど嬉しい」 6年目の「おいしい給食」、ゲームなど初展開も
4位 “憎しみの先にある光”――『果てしなきスカーレット』試写会レビュー
父を殺された王女スカーレットが《死者の国》で目覚め、復讐と赦しの狭間でもがく姿を描いた壮絶な物語です。現代から迷い込んだ看護師・聖との出会いを通して、彼女が“憎しみの先にあるもの”を見つめていく過程が丁寧に描かれています。
本作の大きな魅力は、細田監督が挑んだ“新しいアニメーション表現”。光のゆらぎや空気感までも感じる映像美が、《死者の国》を圧倒的な存在感で立ち上げます。
さらに、芦田愛菜・岡田将生・役所広司らの声の演技も注目ポイント。キャラクターの心の温度を細やかに伝え、物語に深みを与えています。
復讐か、それとも赦しか――。観る者の心に静かな問いを残す作品として、多くの読者がアクセスしました。
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細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』レビュー|憎しみの果てにあるものを描く、壮絶な魂の物語
5位 三宅唱監督の世界を函館で堪能!特集上映レポート
函館の劇場「シネマアイリス」と「シネマキッチン映画の空気函館」で、第78回ロカルノ映画祭グランプリを受賞した三宅唱監督の最新作『旅と日々』の公開を記念した特集上映が開催。あわせて、『夜明けのすべて』『きみの鳥はうたえる』の2本を楽しめる貴重なイベントをご紹介しました。
静かな心の揺らぎを描く『夜明けのすべて』や、函館の空気が映像に息づく『きみの鳥はうたえる』など、監督の創作世界を一度に味わえる内容となり大きな話題に。SASARU movieでは上映情報と作品の魅力をまとめて紹介しています。
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三宅唱監督の世界を函館で堪能!『夜明けのすべて』、『きみの鳥はうたえる』上映