【松戸市】子どもたちの居場所「さんまのいえ」が根本に移転
子どもたちが安心して過ごせる居場所「さんまのいえ」。自宅のようにくつろげる場所の魅力・活動を取材しました。
夕方からは皆で協力して晩ごはん作り
松戸駅西口から徒歩約8分。
「さんまのいえ」は、家庭でも学校でもない、子どもたちが安心して過ごせる居場所です。
今年5月、松戸市古ヶ崎から移転。
週2回、放課後の時間帯に開かれています。
一軒家の趣のある和室は、自宅のようにくつろげると好評。
赤ちゃん連れの親子、幼児や小学生が集い、遊んだり宿題をしたりと思い思いに過ごせます。
生後5カ月の赤ちゃん連れの母親は「子育ての悩みも気軽に話せてホッとできる場所です」とにっこり。
夕方になると台所からはおいしそうな香りが漂い、早めの晩ごはんの時間です。
献立は、その日のお買い得品や旬の野菜など。
ボランティア、母親、子どもたち皆で協力し、毎回30食ほど作ります。
お弁当にして持ち帰りも可能(子ども無料、大人300円)。
生活困窮家庭やひとり親世帯などを支援するため、毎月第2月曜日には申し込み制でお弁当の配布も行っています。
子どもに必要な「3つの間」=さんま
運営している「NPO法人さんま」は、子どもたちに必要な「時間」「空間」「仲間」の3つの「間」を大切に、地域で緩やかにつながる社会の実現を目指して2018年から活動。
野菜の寄付やフードバンクからの提供を受けて運営を続けています。
「子どもたちと一緒にごはんを作るなど、さまざまな体験活動を続けていきたい」とスタッフの石川さん。
LINE登録で情報を受け取れます。(取材・執筆/あやめ)
住所/千葉県松戸市根本64-5
開館時間/火曜日、木曜日の午後2時~午後6時30分(祝日休み)
電話番号/090-5413-1102 NPO法人さんま
ホームページ/https://3ma.themedia.jp/