アメリカのヒューストン・バレエ、プリンシパル加治屋百合子出演で『オープニング・ガラ』『ジゼル』を上演
2025年7月3日(木)~7月6日(日)東京文化会館 大ホール、7月10日(木)・12日(土)愛知県芸術劇場 大ホールにて、ヒューストン・バレエ『オープニング・ガラ』『ジゼル』が上演されることが決定した。
全米屈指の実力を誇るヒューストン・バレエが2度目の来日公演を開催する。アメリカ5大バレエのひとつヒューストン・バレエは2022年に初来日を果たし、鮮烈な印象で好評を博した。3年ぶりになる来日公演では、世界的振付家の芸術監督スタントン・ウェルチによる『ジゼル』を日本初演、さらに今回の来日公演を記念した特別プログラムとしてウェルチ傑作集『オープニング・ガラ』を上演する。
出演はアメリカで輝かしいキャリアを重ね、注目を浴びる加治屋百合子。日本で彼女の踊る全幕の『ジゼル』を観られるのは初めてとなる。本公演の『ジゼル』は、ウェルチ監督が彼女からインスピレーションを受けて創作したというので、期待が高まる。また、ガラ公演では、十八番の『蝶々夫人」』を披露。さらにプリンシパル(最高位)として活躍するコナー・ウォルシュ、カリーナ・ゴンザレス、サンフランシスコ・バレエから移籍したアンジェロ・グレコほかバレエ団の実力派ソリストたちが出演する。
また、日本公演のアンバサダーに、ヒューストンで活躍した宇宙飛行士の野口聡一が就任。ドラマティックで独創性あふれるウェルチ監督の世界を劇場で楽しもう。
ヒューストン・バレエ 日本公演アンバサダー 野口聡一(宇宙飛行士)
来日公演に寄せて(メッセージ)
テキサス州ヒューストンといえば石油、カウボーイ、そして宇宙の街として有名ですが、この街に全米屈指の実力を誇るビッグ・バレエ・カンパニーがあるのをご存じですか?
⾧年にわたりプリンシパルとして君臨する加治屋百合子さんはじめ日本人ダンサーも多数在籍しており、NASA で働く日本人宇宙飛行士とともに、地元コミュニティーから愛されています。
特に『ジゼル』は加治屋百合子さんの十八番ですので、来年の日本公演が今から楽しみです。