村田川の日中ルアー釣行で40cm級シーバスを好捕【千葉】バイブレーションにヒット
いよいよ桜も満開となった4月上旬の関東地方。気温の上昇とともにシーバスの活性も上がればいいが、なかなか安定して釣れてくれない。いや、釣るのが難しいと言った方がいい。それでも何とか1匹はキャッチしたい、できれば良型がほしい、そう思うのがシーバスアングラーだ。そんなわけで、春のそよ風と共にいつもの村田川へやってきた。
村田川でルアーシーバス釣行
4月7日(長潮)本日はナイトゲームはやらず、短時間のデイゲームのみ村田川のシーバスに勝負することにした。この日の長潮はシーバスフィッシングにはあまり向かない潮周りだが、それよりも透明度が高い水の色と、ベイト(小魚)が全く見えなかったことの方が不安になる。
そんな状況の中、先週と同じようにバイブレーション(5g)で、これまた同じようにリフトアンドフォールで釣る。
40cm級シーバスが登場!
しかし、やはりというか、ボイルもなければ、イナッコ一匹跳ねない。そこで、バイブレーションを8gに変えて、流れに乗せながらリフトアンドフォールをすると、ついにアタリがきた。それほど大きくないが、暴れに暴れ、フックがボディに刺さり、さらに暴れ出した。
どうにかランディングしたのは、40cm級のシーバスだ。この状況で大きさはもはや関係ない。1匹釣れたことに感謝し、この日の釣りを終えた。
ベイトと濁りは必要
さて、今回の釣りは不利な状況が揃った中で、偶然か実力かはわからないが、何とかシーバスが釣れてくれた。だが、そこで思ったのが、やはりベイトと適度な濁りは必要だというあたりまえのことだった。
特にベイトの存在は重要で、これがいないと魚はいても口を使わないことの方が多い。これに流れがあればさらにチャンスは広がるが、やはりベイトの存在と濁りは必須となる。なので、釣り場に着いたらベイトはどれだけいるか、水はどのくらい濁っているかなど、目に見える情報は確かめてから釣りを始める方が、釣果に近付くのは間違いない。
急な天候の変化には注意
そして、最後に4月の不安定な天気についても触れておこう。さすがに5月に入れば安定するとは思うが、4月中はまだ不安定な日も多い。この日も雷雨の予報が出ていて、冷たい風が吹いて空が暗くなったと思ったら、数分後に快晴となった。この日は何とか大丈夫だったが、雷が鳴ったら釣りは中止した方が無難だ。このように、天候予報もあまりあてにならないのが春先だ。
さらに、昼間と夜間の気温の違いなども頭に入れておきたい。夜になると急激に気温が下がる日もあるので、事前に気温を確認し、薄い上着を持って行くと安心だ。雷やヒョウ、そして急激な気温の変化など、普段から天候の変化には注意し、ぜひとも春の楽しい釣りを満喫してほしい。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>