快適な睡眠空間をサポートしてくれるという「しまむらの快眠パジャマ」を使ってみた → 致命的なことがあった
春眠暁を覚えずという言葉があるように、暖かくなってきたことで睡眠が気持ちいい時期になってきた。少しずつ衣類も薄手へと移行する必要があるから、タンスをひっくり返した人もいるのではないだろうか。
もちろん寝るときの服も春仕様に……と思っていたところ、ファッションセンターしまむらで偶然見つけた「睡眠コーナー」が気になった。異様に充実しているなと。
・睡眠に着目したパジャマ
ということで、じっくり「睡眠コーナー」をパトロール。そしてアレコレ調べてみると、どうやら しまむら は睡眠に力を入れていることが分かった。
こういうのも しまむらは快適な睡眠空間をサポートするべく「眠眠ラボ(みんみんラボ)」なるプロジェクトをやっており、敷き布団にマットレス、さらには枕などプライベートブランドで幅広い展開をしているのだ。
中でも注目したのはパジャマ!
2024年9月に登場したもので紳士と婦人ともに展開。上下セットで2420円(今回の店舗での購入価格)とべらぼうに高いワケじゃないから試してみたくなった。
ちなみに紳士だと種類がいくつかあって、ボーダーから無地など選択肢は豊富。しまむらのことだ、おそらく婦人はもっと充実しているに違いない。
・商品の詳細
さて、実際に着て使用感をお伝えしたいところだが、しまむらのサイトによるとなんと日本人の睡眠時間は短く調査33カ国中最下位なのだという。
物価高といい日本はどうなってんだよと思わずにいられないが、どうやって睡眠の質を上げているのかというと……
寝返りが打ちやすい「立体設計」、それから「吸水速乾」あたりが関連しているらしい。なるほどなるほど、水分関連の不快感をできるだけ取り除いてくれるっぽい。
でもって、上はこんな感じでまぁなんてことないシャツではある。むしろ普段着っぽい感じもするから、近所のコンビニくらいなら行けそう。
ズボンは前方にヒモつき、そして今のスマホ不可欠の時代らしく両サイドにポケットつきだった。以前しまむらで買った「モコボアパジャマ 」はノーポッケだったから、この進化は何気にありがたい。
・致命的なことがあった
なお、私はパジャマをゆったり着たいタイプなので、サイズは普段のMより大きいLをチョイス。ひとまず何も考えずに着てみたところ……
うむ、なかなかイイのではないだろうか。本体部分の素材は「綿80%、レーヨン15%、ポリウレタン5%」と綿主体だからしっくりくる。
続いていつも着ているユニクロの「ヒートテック&スウェットパンツ」と比較してみたら……
こんな感じである。ヒートテックに比べたら肌と密着しておらず、しまむらの方が全体的にゆとりを感じた。とにかく着ていて楽チン!
中でも「おっ!」と思ったのが肩から背中あたりにかけてのゆったり感だ。これが寝返りが打ちやすく動きやすい設計ってやつなのだろうか。
ただ、ここで1つ致命的なことがあって、どうしても解決できなかった。というのも……
私自身、一度寝ると朝までノンストップで起きないタイプなため効果を実感できないのだ。布団の上でコロコロと転がりながら寝てみたものの、いつの間にか寝落ちしていて気がつけば朝。寝返りの詳細まではどうしてもたどり着けなかった。
これは結果的に快眠できている……そうとも捉えられるが、睡眠を苦にしている人は決して少なくない。値段も値段だし、寝返りでストレスを感じている人は試してみる価値があるかも。
ちなみに しまむら の寝具の中にはあのnishikawa(西川)と共同企画した商品もいくつかある。そしてnishikawaといえばご存じ大谷翔平選手。間違いなさそうな気配しかしないので参考までに。
参考リンク:PR TIMES、しまむら「眠眠ラボ」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.