『スパイダーマン4』続投が不明なネッド役に「脚本は読んだ?」と直接聞いてみた
2026年公開予定の『スパイダーマン4』は、その動向が最も注目されているハリウッド映画の一つだろう。スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランドの続投のみが伝えられており、新たに謎の配役で「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のセイディー・シンクの出演が以外、キャストに関する情報はわからないことの方が多い。
そんな中、THE RIVERはネッド役ジェイコブ・バタロンに、彼の出演最新作『Mr.ノボカイン』のため単独インタビューする機会を獲得。『Mr.ノボカイン』は、「ザ・ボーイズ」ヒューイ役でお馴染みのジャック・クエイドが、"痛みを感じない”という“普通(フツー)”だけど“無痛(ムツー)”の男を演じる、痛くて笑えるハイテンション・アクション・コメディだ。
©2025 PARAMOUNT PICTURES.
バタロンは本作で重要な相棒キャラクターとして登場。予告編映像では、主人公のネイサンに向かって「受け取れ!」と武器のナイフも投げるも、鈍臭いネイサンはキャッチできずに手のひらに突き刺さってしまうというとんでもないシーンが描かれている。バタロンは思わず「ごめん!」と謝るが、主人公ネイサンは「痛くないよ!」とヘッチャラだ。
この「痛いのに痛くな〜い」前代未聞のアクション映画についてアレコレ尋ねながら、バタロンには「あなたの友人のトム・ホランドとゼンデイヤがこの映画を観たら、どんなリアクションをすると思いますか?」と質問。ご機嫌なバタロンは「何やってんだよ?って言われそう!」と大笑いしながら答えてくれた。「すごく楽しんでもらえると思いますよ。二人のことが死ぬほど好きだし、二人とも僕がやることはなんでも気に入ってくれるはず。『Mr.ノボカイン』は超楽しい冒険型の映画だから、二人とも絶対に気にいると思う!」
そこで筆者はさりげなく、「本作の経験が『スパイダーマン4』にどう活きると思う?」と差し込んだ。バタロンの『スパイダーマン4』への続投は、まだアナウンスされていないのだ。彼は「アッハッハ!わからないです!(笑)」と大笑い。「何も伝わらないと思いますけど、それが正直なところ!」
さらにもう一発、「もう脚本は読みましたか?」と加えてみると、バタロンは「わかりませ〜ん」と笑いながら応対してくれたのだった。
『Mr.ノボカイン』で主人公となるのは、生まれつきどんな痛みも感じない無痛の男ノボカイン(ジャック・クエイド)。気弱でマジメな銀行員だ。ごく普通の地味な生活を送っていた彼だったが、素敵な彼女(アンバー・ミッドサンダー)との出会いによって明るい毎日に。しかしある日、銀行強盗と鉢合わせてしまい、愛する彼女が人質にとられてしまう。ノボカインは彼女を助けるため“痛みゼロ”という唯一の武器を駆使して立ち向かうのだが……。
共演にはバタロンのほか、主人公ノボカインの彼女役として『プレデター:ザ・プレイ』で主演を務めたアンバー・ミッドサンダー。ノボカインが立ち向かうこととなる強盗役には、俳優ジャック・ニコルソンの息子で、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)などのレイ・ニコルソンだ。
『Mr.ノボカイン』は2025年6月20日(ムツーの日)、日本公開。ジェイコブ・バタロンらへのフルインタビューと動画は、映画公開に合わせてTHE RIVERに掲載予定だ。インタビューでは、もちろん『Mr.ノボカイン』についてタップリ聞いているので、ご心配なく!