Yahoo! JAPAN

北海道スカイビュー、日本初となる「吊り下げ曳航」によるドローン物流をレベル3.5飛行で実施

DRONE

合同会社北海道スカイビューは、レベル3.5の飛行許可を2024/10/17(木)に取得し、日本で初めてとなる「吊り下げ曳航」によるドローン物流を10/22(日)に 実施した

https://www.youtube.com/watch?v=AgyJkCz5BAU

航空局標準マニュアルには「吊り下げ曳航は行わない」と記載されている。しかし今回、航空局がマニュアルを改定し、日本で初となる許可を取得した。

具体的には、以下マニュアルの改定が実施された。

物件のつり下げ又は曳航を行う場合は、高度の限界値を設定して不必要な飛行を行わないようにし、突風や電波障害等の不測の事態を考慮して当該場所の付近(近隣)の第三者や物件への影響を予め現地で確認・評価するとともに、物件の確実な固定・固縛を含め適切な安全措置を講じる。

許可証

物流概要

物流ドローン「DJI FlyCart 30」

10月22日、北海道内の非DID地区の山中に於いて、物流ドローン「DJI FlyCart 30」を使用した物流業務を実施した。

起点側、終点側(資材受取)の2人オペレーター体制で往復距離5,518mをドローン運搬して、終点側資材受取を含めて10分で終了できた。1時間あたり6往復が可能だ。

プロポ画面

スケジュール

8:00 現場集合 8:10 朝礼、打ち合わせ事項確認 8:30 終点側資材受取班出発     起点側準備開始 10:00 資材受取班終点側到着     受取準備、無線通信準備開始 10:30 物流業務開始 12:30 休憩 13:15 物流業務開始 15:00 物流業務終了     資材受取班下山開始     起点側片付け作業 16:30 受取班起点側到着 17:00 業務終了

ルート

検証

8時間業務する場合は輸送距離片道2,800m程度では48回輸送でき、1回あたり30kgの資材を想定した場合は1,440kgの物流が可能となるが、準備や休憩などを考慮すると1日最大1,000kg程度だという。

さらに充電環境が重要であり、7,200Wの出力を持ち200V単相を出力できる発電機が理想だが、国内で調達するのは難しいのが現状だ。今回は5,500Wを1台、7,000Wを1台、計2台の発電機で運用した。

北海道スカイビュー

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 朝イチ更新!4コマ漫画『ここだけのふたり!』今年の夏の予定は…

    ふたまん++
  2. 朝イチ更新!4コマ漫画『かりあげクン』パーティで突然早食いになっちゃったワケ

    ふたまん++
  3. 上沢直之を巨人が獲得調査!他球団の動きは?3年12億円の大型契約の可能性も!?

    ラブすぽ
  4. アドレスの際に正しく前傾姿勢を取る手順とポイント【アマチュアが知らないゴルフの超基本】

    ラブすぽ
  5. 赤ちゃんが『ハイハイの特訓』をしていたら、大型犬が…尊すぎる『見守りをする光景』が24万再生「最高のボディーガード」「まさに兄弟愛」

    わんちゃんホンポ
  6. 四柱推命が表す「劫財」の魅力とは?【一番わかりやすい はじめての四柱推命】

    ラブすぽ
  7. チックに「気づかないフリ」見守るだけじゃだめだった?病院受診で知った自閉症息子の気持ちに涙

    LITALICO発達ナビ
  8. 閉めっぱなしはNG!家の「通気口」の意外と知らない“正しい使い方”「知らずにずっと閉めてた…」

    saita
  9. 【韓国ドラマ】マジで涙腺崩壊……。どハマり不可避の話題作

    4MEEE
  10. 【ワンピース】持ってる人、注目!センス抜群なおすすめ初冬コーデ5選

    4yuuu