1キロ超え“からあげ弁当”「ふたが閉まらない!」"デカ盛り弁当店"安さの秘密【札幌】
重さ1キロ超え、容器のふたが閉まらないほど山盛りのからあげが入った「1キロからあげ弁当 1,080円」。
「デカ盛り弁当 はるき」は札幌市内に4店舗を展開する、いま注目のお店です。物価高のこのご時世、なぜこんなにボリュームのあるお弁当がこの値段で提供できるのでしょうか?
「デカ盛り弁当 はるき」の安さの秘密に迫ります。
前日のからあげはオムライスに活用!食材ロスを出さない取り組み
午前7時30分、お店1番人気のからあげを仕込みます。すぐに提供できるよう、下揚げをして準備しています。大きなからあげは1個あたり65〜80g!
前日の残りのからあげは細かく刻み、オムライスの具として活用するなどなるべく食材のロスが出ないように工夫しています。
1つのキッチンで100を超えるデリバリー専門店の調理も同時におこなう
午前8時の開店と同時に、たくさんの注文が入ります。しかし出来上がったのは、ローストビーフ丼やたこ焼きなど「デカ盛り弁当 はるき」のメニューにないものばかり。一体どういうことなのでしょうか。
実は「デカ盛り弁当 はるき」のキッチンを使って、デリバリーサイト上のみに存在するお店の料理を作っているんです。その数、なんと100店以上!
様々なメニューの食材をやりくりして使っているため、食材のロスがほとんど出ません。実店舗とデリバリー専門店の食材をまとめて大量に仕入れることで、安く手にいれることが可能。お米は価格が高騰する前に、3トンまとめ買いしたそうですよ。
デリバリー専門店として注目!全国に7店舗展開
代表の山﨑悠喜さんは現在27歳。大学卒業後、居酒屋に就職しましたが2年で退職。25歳の時にはるきを立ち上げました。
「デカ盛り弁当 はるき」の勢いは、デリバリー専門店を始めたい全国の方から注目されています。
すでに関東や関西を中心に、道外に7店舗展開されています。代表が実際に道外の店舗を訪れたことはなく、すべてリモートでのやりとりのみでここまでお店を増やしてきました。
私生活では2歳の男の子のパパである山﨑さん。店名の「デカ盛り弁当 はるき」は、山﨑さんの息子 はるきくんに由来しています。
山﨑さんは「当時生まれた子どもを見て、息子と同じようにデカ盛り弁当 はるきも大きくしていきたいという気持ちで”はるき”にしました」と話します。
1月1日には道内4店舗目である北大前店をオープン。ボリューミーでリーズナブルなお弁当は、学生からも支持されています。
「デリバリーもいつ廃れるかわからないこういう時代ですので、こだわりすぎないように時代の流れにあったお店を展開していきたい。それがお客さんを大事にするというところに繋がって来ると考えていますので、そこを大事にしていきたいなと思っています」と山﨑さんは話します。
みんテレ1月17日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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