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【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー ライオンズに入団することになった経緯とは?

文化放送

1月7日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。ライオンズに入団した経緯を訊いた。

――ライオンズに入団されたのですね。
仁志「入団しました」

――経緯を教えていただけますか?
仁志「お話をいただいたのは9月の後半ですね。いろいろ他の話の兼ね合いがありまして、それが全部クリアになって、「お世話になります」と10月の頭に返事をしました」

――いろいろな兼ね合いというのは、他の球団からもやってくれないかという話があった?
仁志「そのような話があったのですが、ライオンズの方にちゃんと返事をできる状態になったという感じですね」

――すごく狭い範囲で申し上げるとありがとうございます(笑)。どの球団であっても仁志さんがユニフォームを着ることはプロ野球界のためになると思うのですが、仁志さんがライオンズかと、ライオンズファンは喜びました。
仁志「僕も驚きました。話を聞いたときも驚きましたし、最初はお断りしようかなと思っていました。縁は何かあるのでしょうが、ゆかりはないので、パ・リーグにも行っていないし、全然知らないところに行くのはちょっと怖いです」

――仁志さんでもそんなことあるのですか?
仁志「球団によって習慣が違う。(経験が)一つの球団だけなら、他(のチーム)もこういうものなのだろうなと思いながらいけるのですが、僕は(ジャイアンツから)ベイスターズにも行って、球団間でこんなに違いがあるのかという部分をわかっていたので、どんな違いがあるのかがわからないという怖さはありました」

――西口文也監督との繋がりでいうと、リーグが違うライバル球団のエースと中心選手の1人。西口監督が1歳年下という関係です。
仁志「たまたま2軍監督を同時期にやっていました。ヘッドコーチの鳥越(裕介)もそうなのですが、3人同じ時期に2軍監督をやっていて、西口監督とは監督同士でよく話はしていて、そこで西口監督に「監督をやっていると、技術を教えられない」みたいな話をしていたのを覚えていたらしいです」

――ベイスターズの2軍監督に就任する際は、「自分がやってきたことがようやく整ってきて、準備が万端になったときだった」と明かしていました。今回ライオンズのオファーを受けた状況はどうでしたか?
仁志「ベイスターズの2軍(監督)をやっているときは、ようやくユニフォームを着る決断ができる準備が整ったところでした。(ベイスターズの2軍監督を)やっている間に、「これは過程だな」と思いました。次にどういうところにいくのか、どういう立場になるのかわからないですが、これはあくまでもプロセスだなと思いながらやっていたので、やりながら勉強したことがたくさんありました。そういうことに気づかせてくれるような人たちも(ベイスターズには)たくさんいたので、改めて違う分野のものを見てみたり、覚えてみたりして、これは間違いなく次への準備だなと思って最後の方はやっていました」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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