ことでんが2025年度以降に導入する新造車両「2000形」デザインはどれがいい? 12月下旬から投票を実施
香川県高松市に本社を置く高松琴平電気鉄道(ことでん)が2025年度以降に新造車両を導入する計画を公表しています。形式名は「2000形」、車両やデザインのコンセプトなども明らかになりました。
車両コンセプトは『うみ・まち・さと 地域をつなぐ、ことでんの新しい顔』で、「地域の皆様に長く愛され記憶に残る電車」を目指します。
内装デザインは「暖かく清潔感のある車内で『お客様や環境、すべてに優しく快適な電車』に」をコンセプトとし、松やオリーブ、木々や水田など香川の豊かな自然を象徴する『蒼』を中心にベージュや茶を組み合わせ、暖かく優しいイメージの空間にまとめます。
車いすスペースにはつかみやすい手すりを設けるとともに暖房器を設置し、冬場でも暖かく。出入口上部にはバリアフリー対応の液晶式案内表示器を設置。座席は1人分の幅を広めにとり、クッション背の高い材質を使用してゆったり座れるようにします。
外装デザインのコンセプトは「『讃岐路の未来を創る新世代の電車』にふさわしい青い電車」。瀬戸内海や澄んだ空など讃岐路の代表的な色であり、ことでんのコーポレートカラーでもある『青』を基調とし、車体側面では新造車両の特徴であるステンレスの輝きを生かします。
側面のデザインは「ダイナミック」―跳躍する「ことちゃん」―、「フレッシュ」―香川の新しい風―、「スタイリッシュ」―空と海が出会うところ―の3案。
ことでんは2024年12月27日(金)~2025年2月15日(土)にかけ、Webや有人駅・瓦町FLAGで外装デザイン(側面)の投票を実施。3月中旬頃に結果を発表する予定です。
(画像は全て高松琴平電気鉄道のホームページから)