『ビートルジュース3』『マインクラフト2』進行中、「もうすぐ」実現か
ティム・バートン監督によるカルト・ファンタジー映画『ビートルジュース』シリーズ第3作と、人気ビデオゲームの映画化となる『マインクラフト／ザ・ムービー』の続編企画が、米ワーナー・ブラザースにて進行中であることがわかった。共同会長・CEOマイク・デ・ルカとパム・アブディが米のインタビューにて認めた。
共に優れた興収成績となった『ビートルジュース』シリーズ第3作と『マインクラフト／ザ・ムービー』の続編の可能性について尋ねられると、デ・ルカは「まもなくです。まだ契約は交わしていないかもしれませんが、もうすぐです」と回答。現時点では正式に決定していないが、近く本格始動する見通しを示唆した。
『ビートルジュース』（1988）は、突然死んでしまった夫婦が自分たちの家に引っ越してきた一家を追い出すために、人間怖がらせ屋（バイオ・エクソシスト）のビートルジュースを呼び出したことをきっかけに巻き起こる大騒動が描かれた。36年の時を経て復活した続編『ビートルジュース ビートルジュース』（2024）は前作から35年後を舞台にビートルジュース役のマイケル・キートンやリディア役のウィノナ・ライダーが復帰。ジェナ・オルテガ、ジャスティン・セローら新キャストが参加した。
『ビートルジュース ビートルジュース』は2億9,400万ドルを超える北米興行収入を叩き出し、世界興行収入は4億5,100万ドルを記録。36年ものブランク感じさせない大ヒットとなった。
一方『マインクラフト／ザ・ムービー』は、ゲームの世界に迷い込んだキャラクターたちがスティーブというクラフト・エキスパートの助けを借りながら、ゾンビなどの敵と対決していくというストーリー。スティーブ役で主演するジャック・ブラックのほか、ジェイソン・モモア、エマ・マイヤーズ、ダニエル・ブルックスらが出演している。
2025年4月4日に公開されると、オープニング週末に1億6,270万ドルという数字で好調なスタート。これは、ゲーム原作映画として歴代最高の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の持つ初週末記録1億4,636万ドルを超える勢い。現時点で北米興行収入は2億8,000万ドル、世界興行収入は5億5,000万ドルを記録。マリオ超えも期待される程の大ヒットとなっている。『マインクラフト／ザ・ムービー』は、2025年4月25日に日本公開。
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Text:Hollywood、中谷直登