Yahoo! JAPAN

楠木ともり「届けたい気持ちが凄く浮き彫りになった」ニューアルバム『LANDERBLUE』に込めた想い!

文化放送

声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
11月8日のゲストは楠木ともりさん!
ニューアルバム『LANDERBLUE』について伺いました。

まずアルバムタイトルに込めた想いから教えてもらいました。「『LANDERBLUE』ってターコイズという石の中の種類がまた別のものなんですけど、私の誕生石がターコイズでして。25年生きた中でのアーティスト活動、今年が5周年っていうのがあって、そういう自分に関連したタイトルというところと、CDを手に取った時に宝石のように自分を着飾る、もしくはパワーストーンのように自分のお守りにする、そういったアルバムになったらいいなと思ってつけました」

アルバムには新曲6曲が収録されています。新曲で唯一提供してもらったのがAAAMYYYさんが書き下ろした『浮遊』。「私がずっと好きなアーティストで、世界観がしっかりある方なので、どういうタイミング、コンセプトの時にお願いしようか、ずっと悩んで…。今回だと思ってお願いさせて頂いたら、快諾頂きました。最初は“全部お任せしてもいいですか”とお伝えしたら、“写真でもいいし、単語でもいいし、なんか送ってもらっていいですか”と言って頂いて。私がお送りした言葉から膨らませて、こんなに解像度が高い私に向けた曲を書いて頂けるんだっていうことに凄く感動して。今まで全然なかった世界観の中に、ほんの少し私らしさを入れてくださってる印象があったので、めちゃめちゃいい曲になったなと思います」

楠木さんはアルバムのために5曲の新曲を作詞作曲。オープニングを飾る「twelve」にはどんな想いを込めたのでしょうか?「アルバムの1曲目にしようと決めて、アルバムの中でも最後に作った曲です。アルバムのコンセプトがハッキリしていたので、みなさんがスンナリ世界観に入ってもらえるように、ちょっと特徴的な曲にはしたいなと思いつつ、私のリクエスト的にはゲーム音楽みたいな感じにしたいっていう。ずっと聴いていてストレスがない曲。自然とアレ終わっちゃった、でももう1回聞きたいみたいな感じになる曲を作りたいと。狙いがそこだったので」

5曲目の「優等生」は楠木さん自身の経験がきっかけで生まれた曲です。「タイトルにピンとくる人を私は応援したくて作ったんです。励ましというか、自分を強く見せたい、それこそ宝石で言うところの自分を着飾る感じの楽曲かなと。私、中学までは優等生だったけど、自分がそっち寄りじゃないのに、まわりに応えなきゃみたいなのが辛かった。そういう共感されなかった気持ち、かなり乗ってると思います」

言葉をテーマにした7曲目の「Nemesia」は「お花の名前で、ちっちゃくて可愛らしいお花なんです。花言葉は正直なんですけど、言葉をテーマにしていて、“あなたが紡ぐ言葉だから、そこに価値があるんだよ”というところを伝えたい。この曲は本当にストレート、明るい曲だと思います」

既にリリースしている楽曲と新曲をどう並べるか…試行錯誤の中で、新たな気づきも生まれたそうです。「新曲以外の元々ある曲たちがコンセプトをバラバラで作っていたのをひとつにまとめないといけない。でもコンセプトがかなり強いものになるっていうので、どう意味合いを持たせていこうかなっていうのが悩みそうだなって思ったんですけど、並べてみると意外とこう聞けるというか。自分の中でもいろんな面を楽曲に持たせるように作っていたり、一貫したメッセージ性はあると思ってるので、そんなに苦労せずまとめられたかなとは思ってます」

10曲目の「それでも」は、楠木さんにとって特別な意味を持つ曲。制作の背景を語ってくれました。「初めて自分のために作った曲です。私の好きなアーティストさんのことを思って、凄くその方から音楽でいろんな大事なことを教えて頂いたから、私も音楽でこの世に残したいと思って書いた曲。リリースする気持ちもあんまりなかったというか、書くことが自分にとっての目的だったっていう記憶ですね。これが一番時間かかりました。もうずっと書いては消し、書いては消し。アルバムに入れる気もあんまりなくて、いつか完成すればいいなって思ってたのが、ちょうど完成して、どうしようかなみたいなところから始まった曲です」

アルバムのラストを飾るリード曲「turquoise blue」を、ナント「ふぁんも」で初解禁してくれた楠木さん!12月22日、誕生日当日に開催するバースデーライブ「LAPIDARIES」に関しては「ライブという時間をみなさんそれぞれが輝きを持てるものに変えていけるようなものにしたい」と語ってくれました。

そんな楠木ともりさんにとってニューアルバム『LANDERBLUE』はどんな作品になったのでしょうか?
「いろんな人に届けたいっていう気持ちが凄く浮き彫りになったアルバムになったなと思うので、いろんなシチュエーションのいろんな方に届いてほしい作品だったかなと思います」

おすすめの記事

新着記事

  1. 金子勝「おこめ券は多分転売されますよ」

    文化放送
  2. パジャマで眠りが変わる!?「着替えるだけ」で快眠モードに入る理由【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】

    ラブすぽ
  3. 【漫画】バイト仲間に自己紹介投稿、あの人から返事で"炎上どころか"人生オワタ

    マイナビ学生の窓口
  4. 【黒パンツ】こう合わせるとセンスいい……!11月の大人女子コーデ

    4MEEE
  5. 【鎌倉 イベントレポ】鎌倉市鏑木清方記念美術館 特別展覧会 “あの人に会える!” - 70年の時を経て、清方が晩年を過ごした古都鎌倉に、あの「幻の名作」が帰って来た。

    湘南人
  6. INIの許 豊凡さんが髙塚大夢さんの英語学習法をインタビュー【中学生の基礎英語 レベル1】

    NHK出版デジタルマガジン
  7. 企画展『デザインの先生』が21_21 DESIGN SIGHTにて開催!6名の巨匠たちの視点と思想を通して、デザインのあり方を考える

    イロハニアート
  8. 新瑞橋|日常を少し特別にしてくれる、コーヒー専門店のスコーン

    ナゴレコ
  9. 奈良・神社仏閣の紅葉名所7選!夜間ライトアップや特別拝観も【2025年版】

    奈良のタウン情報ぱーぷる
  10. 【二宮町】町政施行90年 1万人集い祝典 「未来」描いた演劇も

    タウンニュース