INIの許 豊凡さんが髙塚大夢さんの英語学習法をインタビュー【中学生の基礎英語 レベル1】
Hello there! 「中学生の基礎英語 レベル1」のテキストを担当しているキソ5号です。今年度の「中学生の基礎英語 レベル1」の連載、Kiso1 Special Interviewでは、さまざまな方に英語学習法などについてお話をうかがっています。
現在発売中の2025年11月号と12月号では、人気オーディション「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」でデビューした、11人組アイドルグループINIから髙塚大夢(たかつか・ひろむ)さんと許 豊凡(シュウ・フェンファン)さんが登場!
Part1となる今回は、グループでメインボーカルを務める髙塚さんの学生時代の英語学習法にフォーカス! 豊凡さんがインタビューします🎤
髙塚さんの英語学習のこだわりは?
髙塚大夢●中学生時代、英語の勉強でこだわっていたのは、いかにきれいなノートをつくれるか。知らない英単語と辞書で調べた意味をノートに書く。説明文も英語で書いて、自分オリジナルの単語ノートをつくっていました。ノートに書くことで自然と覚えますし、わからなかった英単語がまとまっているので、見返しやすくて。もともと課題の一環だったノートでしたが、テスト前の復習に役立ちました。
「大好きな洋楽を歌いたい」が英語力アップのモチベーション!
許 豊凡●中学時代の大夢は、英語得意だった?
髙塚大夢●得意というより、苦手寄りだったかな。でも、授業は楽しんで受けていた記憶がある。
許●苦手寄りでも楽しかったの?
髙塚●英語の授業の最初に、毎回必ず英語の歌を歌ってたんだ。当時大好きだったワン・ダイレクションやジャスティン・ビーバーから、ビートルズやカーペンターズまで、有名アーティストの楽曲を歌うんだけど、それがすごく楽しくて。
許●中学生の大夢は楽しんでいたんだろうな。
髙塚●中学生の英語力でも理解できる簡単な英語の歌が教材だったし、自分の好きな楽曲の意味が知りたいと思って、一生懸命調べたなあ。
許●思い出に残っている楽曲はある?
髙塚●カーペンターズの「シング」は記憶にある。
許● 英語の歌、今でも得意だもんね。毎回、新曲のレコーディング前日の夜は、大夢が練習につきあってくれて、全員のボーカルチェックをしてくれるし。大夢の英語の発音がいいのは、そのとき楽しみながら勉強したおかげだね!
髙塚● 発音にこだわってボイストレーニングをしてきたから、ほめてもらってうれしい! でも中学生のときって、習った英語を使う機会は少ないじゃん。当時のぼくを含めて、テストのために英語の勉強をしている気がするんだよね。
許●しかもテストが終わったら忘れちゃう……。
髙塚● だから自分が大好きな洋楽を使った授業のことを、よく覚えているんだと思う。好きな歌を歌いたいから歌詞を覚えるし、まだ習っていない文法や単語が出てきても、意味を知りたいから調べる。「この単語とこの単語をつなぐときは、発音が変わるんだ」とリンキングを自然に覚えられたし、「この単語で韻を踏んでいるんだ!」みたいな発見も、すごく楽しかった。
許●そういう気持ちや思い出って大切だよね。
髙塚●しかもぼくは、話しているときよりも歌っているときのほうが、発音をほめられる(笑)。
許●そうだっけ?
髙塚●うん(笑)。英会話のレッスンより、ボイトレのときのほうが、リラックスできていると思う。
許●それだけたくさん歌ってきたんだろうね。
髙塚●英語を使うのも、歌っているときのほうが多いのかも。ぼくにとっての洋楽のように、みなさんにもきっと好きなものがあると思うので、その“好き”の気持ちを勉強に生かしてほしい!
許●洋画でもアニメでも、もちろんINIでも!
髙塚●ぼくたちの楽曲にも英語の歌詞が多めの楽曲もあるし、意味を調べると楽しめると思う!
いかがでしたか? テキスト11月号掲載のインタビューではほかにも、英語学習を続けるコツを髙塚さんが伝授してくれていますよ!
11月14日発売の「中学生の基礎英語 レベル1」12月号のPart 2では、髙塚さんが豊凡さんにインタビュー。中国語、日本語、英語、韓国語をあやつるクワドリンガルの豊凡さん。どのような学習法でことばを身に着けたのでしょうか。次回もお楽しみに!!
髙塚大夢
たかつか・ひろむ● 1999年生まれ、東京都出身。圧倒的な歌唱力を誇る、グループのメインボーカル。俳優や声優、ラジオのメインパーソナリティーなど幅広く活躍中。
許 豊凡
シュウ・フェンファン● 1998年生まれ、中国出身。中国語、日本語、英語、韓国語が話せるクワドリンガル。情報番組「DayDay.」のコメンテーターとして不定期出演中。
※この記事は「中学生の基礎英語 レベル1」2025年11月号の「Kiso1 Special Interview」を再構成したものです。
撮影=宮坂浩見 ヘア&メイク=Sayaka、西村純菜(MASTER LIGHTS) スタイリング=齋藤良介 取材・構成=藤砂 葵・キソ5号