平塚市立金旭中学校 2年生がまち活性案発表 実現に向け意欲
平塚市立金旭中学校で3月19日、2年生が平塚市のまちづくりについてプレゼンテーションを行う「金旭中タウンミーティング」が開催された。
生徒はグループに分かれて「スポーツ」「ユニバーサルデザイン」「歴史」「観光」「防災」「食文化」の6テーマを基に事業を企画。発表当日は6つそれぞれの代表グループがステージで発表した。
平塚市職員や地元企業、青年団体などが行った審査の結果、5組のスポーツをテーマにしたグループがグランプリに選ばれた。地元のプロサッカーククラブ・湘南ベルマーレにちなんだ「ベルマーレ通り」を作ることを提案した。
同グループは、平塚駅西口や北口からホームスタジアムに続く道を緑と青のタイルにすることで歩く人が増え、商業の活性、ホームゲーム時のバス混雑緩和になると訴えた。リーダーの林拓海さんは「他グループの事業案も刺激になった。実現できるようにこれからがんばりたい」と意気込んでいた。
審査員を務めた金旭中学校運営協議会の坂口庄史会長は、「中学生がこれだけのことを考えて素晴らしい。みんな実現するための費用も計算していて説得力があった」と感想を話した。