歌舞伎町に蘇る江戸の艶 ― 「新宿歌舞伎町春画展」
新宿歌舞伎町能舞台「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」会場
江戸時代に花開いた春画の世界を、現代の歓楽都市である新宿歌舞伎町で披露するユニークな展覧会が開催される。
春画は「笑い絵」や「わ印」と呼ばれ、江戸の庶民から大名まで性別・身分を超えて娯楽として親しまれてきた。漢詩・和歌・古典文学などの題材と絡めた作品も多く、知的好奇心を喚起する文化的文脈を含む表現として再評価が進んでいる 。
会場では、浦上蒼穹堂代表・浦上満氏の春画コレクションから菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳ら江戸時代の浮世絵師による春画約100点を一堂に展示する。
会場構成とアートディレクションは、Chim↑Pom from Smappa!Groupメンバーの林靖高が担当。新宿歌舞伎町能舞台の舞台・橋掛かり・客席など建築的特徴を生かした空間演出が施される。
「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」は、新宿歌舞伎町能舞台および近隣の第2会場で、2025年7月26日(土)〜9月30日(火)に開催。観覧料は2,200円。事前予約制。
新宿歌舞伎町能舞台「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」会場
新宿歌舞伎町能舞台「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」会場
新宿歌舞伎町能舞台「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」会場
新宿歌舞伎町能舞台「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」会場