社会とつながりロコモ予防 理学療法士が住民に啓発
潮田公園コミュニティハウスで4月15日、「GOGO健康講座」が開かれた。
潮田地域ケアプラザが主催した同講座は、自立した生活を送るためのコツを楽しみながら学ぶもの。今年度最初の開催となった今回は、区内でデイサービスなどを運営する理学療法士の井田徹さんが「ロコモ予防」について講義を行った。
病気や筋力低下等で転倒、骨折しやすくなり、介護が必要になる危険性の高まるロコモティブシンドローム(ロコモ)。井田さんはロコモ予防には社会とつながりを保ち、フレイルと呼ばれる虚弱状態にならずに健康寿命を延ばすことが大切と語り、チェックリストを使って参加者の健康状態も一緒に確認した。
井田さんは「家に閉じこもるなど、社会的に孤立することが健康状態にも影響する。ぜひ地域との関わりを大切にしてほしい」と呼び掛けた。