幸区のドッジボールチーム 関東大会へ練習に熱〈川崎市川崎区・川崎市幸区〉
幸区南加瀬で活動する小学生ドッジボールチーム「S・K・D・VICTORY」が、3月10日から始まる関東大会に出場する。本番に向け練習に熱が入っている。
2月に行われた神奈川県大会で準優勝をして関東大会の切符を手にした同チーム。子どもたちを指導する大場央之監督いわくチームスタイルは「超攻撃型」。中でも3人の6年生に期待を寄せる。
身長170cmの小笠原煌太さん(12)と178cmの志水駿介さん(同)の2人はチームの攻撃を担うダブルエース。長身から繰り出すスピードボールが武器だ。チームをまとめるキャプテンの大場夏日香(同)さんは、監督の愛娘。試合でも練習でも選手を鼓舞する声掛けを忘れない夏日香さんは、コート上の監督としてチームをけん引する。
県大会の決勝戦では、横浜市青葉区の土竜島と対戦し、最終セット残り40秒からミスで逆転負けを喫した。選手たちは、悔しさを胸に練習に励んできた。特に課題の守備を重点にチームの底上げを図ってきたという。
夏日香さんは「(土竜島に)リベンジして優勝したい」と意気込む。
大場監督は「普段どおりの実力が発揮できれば、優勝が狙えると思う。気負うことなく、どのチームよりも楽しんでほしい」と選手たちにエールを送った。