宝塚・宙組特別メニューから“酢”消える 「酢が退団?」とSNSざわつく
11月22日午前、X(旧Twitter)のトレンドに「宙組公演特別メニュー」が一時浮上し、ファンの間で大きな話題となりました。
きっかけとなったのは、宝塚歌劇団の公式サイトで同日、東京宝塚劇場の宙組公演に合わせた特別メニューが発表されたことです。
宙組の東京公演では、観劇時の“隠れ名物”として、劇場内の喫茶・ラウンジ「Café de Repos」で提供される限定メニューが親しまれています。
2018年の「シトラスの風」以降、「酢」を取り入れたユニークな発想が続き、コロナ禍での中断を経て2023年に“酢メニュー”が再登場。以後は公演ごとに酢を使った品が並ぶようになっていました。
ところが、2025年11月22日から2026年1月4日まで上演予定の「PRINCE OF LEGEND」「BAYSIDE STAR」では様子が一転。今回発表された「ブランプリンシュー」(550円)には“酢要素”が見当たらず、これまでの流れから外れる形となっています。
“酢しばり”に親しんできたファンにとっては予想外の変化となり、X上には「酢が退団した」「酢はどこへ」「酢じゃないと聞いて確認しに行った」「プリン酢じゃなかった」など、驚きや戸惑いが入り混じる反応が寄せられました。
宙組の“酢メニュー”の歩みを振り返ると、2018年の「シトラスの果ゼリー -三倍酢-」に始まり、「美人たちも来るねッ酸酢」「Oh! 酸酢いれるん!?」「お酢マニアの再来(サイライ)」とユーモアあふれるネーミングが続いています。
今回の“酢なし”メニューをめぐっては、「あのシリーズが好きだった」と名残惜しむ反応がある一方、「ついに脱酢?」「むしろホッとした」という声も見られ、公演メニューへの関心が続いています。
・天(そら)は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-(2018)
シトラスの果ゼリー -三倍酢-・白鷺の城/異人たちのルネサンス(2018)
美人たちも来るねッ酸酢・オーシャンズ11(2019)
Oh! 酸酢(さんす)いれるん!?・El Japón-イスパニアのサムライ-/アクアヴィーテ!!(2020)
お酢マニアの再来(サイライ)・カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~(2023)
酢っパイん!・Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-(2024)
宙組公演デザートでSU・宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle(2025)
大手カシ酢(cassis)タジオ コス桃 ピク茶ーズ
<参考>
宝塚歌劇団「東京宝塚劇場 宙組公演特別メニューについて」(11月22日)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025112204.html