ボートに乗って“水辺×紅葉”を楽しんで バリアフリーも充実の『明石公園』 明石市
甲子園球場約13個分の広さを誇る『明石公園』(明石市)は、「日本さくら名所100選」にも選ばれた“花見スポット”として知られていますが、秋には園内各所で紅葉も楽しめます。
11月も半ばを迎えた頃、「そろそろ色づきが進んでいるはず…」と期待しながら、紅葉狩りに出かけてきました。
公園があるのはJR・山陽電鉄『明石駅』の目の前。駅の北口を出てすぐというアクセスの良さも魅力的です。
前述の通り広大な園内ですが、各所に地図や立札が用意されているので迷う心配もナシ。初めて訪れた記者もスムーズに散策することができました。
園内では「イロハモミジ」や「アメリカフウ(モミジバフウ)」「ラクウショウ」などさまざまな種類の紅葉が楽しめます。なかでも、『明石城跡』にある2つの櫓の奥にある『桜堀』と、その西隣にある『剛ノ池』の紅葉は特に見ごたえがあって人気なのだそう。
桜堀と剛ノ池に向かう際は、公園の中央部に位置する『花と緑のまちづくりセンター』を起点に進むと、東西南北の位置関係がわかりやすいです。
まずは緑と赤のグラデーションが美しい『桜堀』の紅葉を鑑賞。
少し入り組んだ場所にあるので、「天守台の石垣沿いを下った坂のふもとが桜堀」と覚えておくと良いかもしれません。
堀の目の前に佇む「サクラに抱かれたモミジ」が見どころで、水面に映る紅葉が楽しめます。
見ごろの時期は11月下旬~12月上旬頃。記者が訪れた時はまだ少し緑が多い印象でしたが、今ならちょうど最盛期を迎えているかもしれません。
続いて『剛ノ池』へ向かうことに。桜堀から西方向に歩いていくと数分で到着します。
池の周囲は「桜堀」に比べて紅葉の進み具合が早く、モミジだけでなくカキの実も色づき始めていました。ボートに乗って水上から眺める紅葉は、きっと格別でしょう。
こうした“水辺と紅葉”の組み合わせこそが、同園の紅葉スポットとしての大きな魅力なのだと感じます。
散策の途中では、子どもたちが野鳥にエサをあげている心温まる光景にも出会えました。
園内には、多目的トイレ(おむつ交換台・ベビーチェア・介護ベッド付き)を備えたサービスセンターをはじめ、通路のスロープや車いす対応の公衆電話など、未就学児や高齢者にもやさしい設備が整っています。“福祉”に力を入れる明石市らしい配慮も感じられ、記者も次回は祖父母と一緒に訪れたいと思いました。
場所
兵庫県立明石公園
(明石市明石公園1-27)