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横浜市立南本宿小1年・櫻田恒くんがブラジリアン柔術でアジア3位に

タウンニュース

響本代表(左)から銅メダル獲得を称えられる櫻田くん

横浜市立南本宿小学校(旭区)1年の櫻田恒くんが3月9日に愛知県で行われたブラジリアン柔術のアジア大会「ASIAKIDSJIUJITSUCHAMPIONSHIP2025」で銅メダルを獲得した。

同大会にはこれまでの国際大会で実績を残してきた選手が出場。大人と子どもが階級ごとに分かれてしのぎを削った。

櫻田くんは2018年〜19年生まれの男子が対象となる白帯フェザー級の部にシードで出場。初戦の準決勝では、両手で相手の片腕をとった状態で自分の両太腿の間に腕を挟み込む技「腕十字固め」を繰り出そうとするなど試合時間の3分間、果敢に攻めた。守備面でも軽やかなフットワークで相手選手の攻撃を回避し続けたが、ポイントを取られて惜しくも3位となった。

世界大会で勝利を

父の泰さんが旭区にあるブラジリアン柔術教室「JP柔術アカデミー」(響本広明代表)に通っている影響で、昨年6月から自身も柔術を習い始めた。自宅では泰さんを相手に教室で習ったことを反復練習。体操で培った柔軟性も強みとなり、競技歴3カ月で出場した大会で初勝利を挙げるなど成長が著しい。

小学1年生にして身長127cmと大柄で、飲食店の子ども用カレーライスを軽く3杯平らげるという。今年9月に行われる世界大会への出場も決まり、響本代表との練習により一層熱が入る。

響本代表は「技の飲み込みが早いことはもちろん、負けず嫌いな性格が急成長の証拠。まだまだ強くなる」と太鼓判を押す。櫻田くんは「世界大会で勝てるように練習を頑張りたい」と話し、さらなる飛躍を目指す。

腕十字固めの練習に取り組む櫻田くん

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