緑消防署と緑郵便局 バイクに作品掲示し 啓発 「走る防火ポスター展」
緑消防署(寺山洋司署長)と緑郵便局(石田圭司局長)は3月5日、同局内で「走る防火ポスター展」の出発式を行った。
走る防火ポスター展とは、区内の小学生たちが描いた防火ポスター作品を緑郵便局の集配用バイクに掲示し、そのバイクが区内を走ることで区民の防火意識向上につなげようという取組。昨年から始まり、今回で2年目となる。
今回掲示するポスターは、区内の小学校6校から応募された計327作品。緑消防署が実施した「令和6年度緑消防ポスターコンクール」に応募されたもので、これらを掲示した集配用バイクは3月1日から走り始めている。同局によると掲示期間は原則3月31日(月)まで(延長の場合有り)。
出発式で石田局長は「郵便局の赤いバイクは、地域をくまなく移動することから、多くの皆さまの目に留まる車両。多くの方に防火ポスターをご覧いただき、防火・防災意識を高めていただければ」とあいさつ。緑消防署の寺山署長は「バイクに展示することで、作品は広く地域住民の目に入る。応募した小学生も非常に楽しみにしていると思う」とした。
出発式に出席した同局の第一集配営業部の船木健さんは「自分が思っている以上に地域の皆さまに見られており、配達以外でも地域貢献ができたと思う。火災予防だけでなく、熱中症予防のポスターもあり、小学生の意識の高さを感じる」と語った。
また、第二集配営業部の小林圭太さんは「自分の仕事で地域貢献ができてうれしい。最近は空気が乾燥していて火災が多く発生しているので、このポスター展が火災防止のきっかけになればと思う」と話した。