『ブルーマングループジャパンツアー2024』にオーディションでたった一人合格した、20歳のドラマー乘冨 鼓の参加が決定
2024年8月より、東京・大阪・名古屋にて、『ブルーマングループジャパンツアー2024』が開催される。この度、ブルーマングループ、バンドメンバーオーディションの合格者が決定した。
先日、ブルーマングループのジャパンツアーに向けたバンドメンバーのオーディションが行われ、1次審査には287名が参加。大型ライブハウスで活躍するロックバンドのメンバーや、大物アーティストのバックバンドを務める現役のプロフェッショナルなど、多くの実力者が集まった。
2次審査は、審査員のBlue Man Groupのシニアミュージックディレクターであるバイロン・エステップ、I Donʼt Like Mondays.のドラマーであるSHUKI、ブルーマングループジャパンツアー総合プロデューサーの新井勝久によって、都内某所のスタジオで二日間に渡り行われた。
スタジオでは、参加者は得意な楽器に加え、ブルーマンオリジナルの楽器であるジターやチャップマンスティックにも挑戦し、またバイロンやSHUKI、他のプロミュージシャンとのセッションも審査の一環として行われた。
そんなハイレベルな参加者の中から、選ばれたのは20歳のドラマー「乘冨 鼓(のりとみ つづみ)」ただ一人。
なぜ技術や経験豊富な他のプロミュージシャンの中で、「乘冨 鼓」が合格したのか、オーディション終了後、バイロンとSHUKIが理由を語った。
なお、8月から始まるジャパンツアーでは、合格者の「乘冨 鼓」をはじめ、来日メンバーに加え、ブルーマングループの経験者の中から厳選したハイレベルなバンドメンバーで構成される。
バイロン メッセージ
(Blue Man Group シニアミュージックディレクター Byron Estep)
彼のリズムや音程の正確さ、落ち着き、そして熱意は本当に素晴らしいものでした。
特に他のメンバーとの協奏において、君は優れていました。
他のドラマーやミュージシャンと一緒に演奏できること、ブルーマンに合わせて演奏できること、そして柔軟に対応し、よく聴いて応答する能力が際立っていました。
彼の演奏から感じるエネルギーはとても魅力的で感動的でした。
オーディションで見せてくれた熱意と興奮を、今後はブルーマンのステージからも感じ取れることを楽しみにしています。
SHUKI メッセージ
(I Donʼt Like Mondays.(Dr.)元 Blue Man Group バンドメンバー)
同じドラマーとして、ハイレベルな要求をしましたが、彼は新しいフレーズにも恐れず挑戦し、驚くべきスピードで覚えて演奏をしました。
また、他のミュージシャンと演奏する時も、周りの音を良く聞きながらグルーブを合わせ、バンドとして一体感のある演奏ができるチカラが素晴らしいと思い、彼を選びました。
ブルーマンは特にドラマーにとって刺激的なショウです。
これからの彼の活躍を心から楽しみにしています
新井勝久 メッセージ
(ブルーマングループジャパンツアーの総合プロデューサー)
たくさんのご応募、ありがとうございました。
SNSでの一次審査には戸惑いもあったかと思いますが、多くの方々が楽しんで応募してくださった印象です。最終選考では柔軟性と即興力が求められ、多くのストリングスプレイヤーの方々も挑戦していただきました。
結果は新人1名の合格と厳しいものでしたが、また素晴らしいミュージシャンとの出会いを期待しています。常設公演の旧日本人メンバーからも6名が参加し、そのうち3名が合格しました。
今年の夏、ぜひブルーマンと彼らの音楽を劇場でお楽しみください。
お待ちしております。
乘冨 鼓 プロフィール
福岡県太宰府市出身。2004年5月生まれ。8歳よりドラムをはじめる。 小学生のころより多数のプロミュージシャンと共演し、様々なアーティストのサポートも務める。
国内外の様々なコンテストにも積極的に参加し数々の賞を受賞する。
2023年より、進学のため拠点を東京へ移し活動中。趣味はゲーム、好きな食べ物はカレー。
■ジャパンツアーへの意気込み
今回ブルーマンツアーで演奏させていただく事になり、とても嬉しく光栄に思います!
緊張や不安もありますが、それ以上に期待と興奮が大きく、お客さんの前で演奏できる日が待ち遠しいです!
ブルーマンメンバーの一員として、誰もが楽しめるステージにできるよう全身全霊で頑張ります!