「月の食費が少ない人」が“まとめ買い後”にやる3つのこと
「まとめ買い」は、今や王道の節約術。しかし、ただ食材をどっさり買い込むだけでは、食材ロスや買い足しが増えかねません。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが、“節約のために「まとめ買い後にやること」をご紹介します。
やること1.野菜の延命措置・ただしい保存
まとめ買いは数日間~1週間ほどの保存が前提です。そのため、できる限り長持ちするよう「延命措置」を行います。
袋入りの野菜は、そのまま冷蔵庫に入れると結露で傷んでしまう……。ロスを出さないために、キッチンペーパーやポリ袋、新聞紙で包んだり、100均の鮮度保持袋を活用したりして傷ませない工夫を施すのがマイルールです。
さつまいもなど冷蔵すると劣化しやすい野菜もあるので、それぞれの特徴を知り、ただしい保存方法を頭に入れておくとロスは減らせます。
やること2.お肉の下処理
野菜以上に鮮度に気を使うのが、お肉。特に鶏肉やミンチ肉は傷みやすいので、買ってきたその日のうちに冷凍保存すると安心です。
余力があれば、あらかじめ下味をつけておくと時短につながります。わが家は節約のため鶏むね肉をよく買うので、食感をやわらかくするために下味をつけて冷凍することが多いです。
味をつけて冷凍しておくと、自然(冷蔵庫)解凍してすぐに調理できるので後々ラクできますよ。
やること3.次の買い物に備える
食材の保存や下準備だけでなく、エコバッグやマイバスケットをリセットすることも大切。わたしはズボラな性分なので、つい置きっぱなしにしてしますのですが……。次の買い物に備えて、「食材をしまう→カゴ(バッグ)をしまう」までをルーティンにしています。
また、次の買い物リストも少しずつスマホにメモ。一気にメモすると時間がかかるうえに買い忘れも置きやすいので、なくなりそうな調味料をチェックして気づいたときにリストに入れています。
買い物後の“ひと頑張り”でロス&手間が減る
スーパーで食材をどっさり買い込んだ後はひと息つきたくなりますが、ここが頑張りどころ。
食材をただしく保存して下処理を済ませておけば、ロスが出にくく自炊の手間も省けますよ。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア