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【今週の『ダンダダン』の話題は?】1ヶ月ぶりの最新話は絶望展開!? 仲間の元に駆け付けるアイラたちだが……<183話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の龍幸伸先生による漫画『ダンダダン』。宇宙人を信じない女子高生・モモと幽霊を信じないオカルトマニアの同級生・オカルンが数々の怪奇と遭遇しバトルを繰り広げる物語です。

本作は、おぞましい姿で恐怖を搔き立てる「オカルト」、モモたちが超能力や妖怪の力で痛快な戦いっぷりを見せる「バトル」、高校生たちの甘酸っぱい恋模様が描かれる「ラブ」という三つの要素で構成されており、読者はまるでジェットコースターのように感情を揺さぶられます。

更新日である火曜日、2月25日には1ヶ月ぶりの最新183話が公開されました。呪行李の呪いを解くため島根に向かうモモ・星子組と、敵と接触した雪白を助けるため学校に向かうオカルン・アイラ組に分かれて行動することになった前話。展開が気になる最新話の更新を読者は首を長くして待っていました。

本稿ではSNSに寄せられた反響や感想とともに、183話の内容や今後の展開について考察していきたいと思います。

※本稿には、183話のネタバレが含まれますのでご注意ください。

いんちょーの生首と泣くカワバンガ……最新話は絶望展開!?

待ちに待った最新話は絶望的な展開の連続となりました。最も読者を驚愕させたのは、奇妙に宙に浮かぶいんちょー(佐脇凛)の生首。前話のラストで背後に何者かが迫っており、その身が案じられていた彼女でしたが、残念ながら敵の毒牙にかかってしまったようです。守護霊であるカワバンガも寄り添いながら涙を流しています。

「いんちょーの生首で絶望した」「カワバンガ泣いてるってかなりやばいのでは?」「まだ生きてると信じたい……!」「アイラ早く助けてあげてえええ」と読者からも多くのコメントが寄せられています。

絶望要素はこれだけではありません。学校組は敵の攻撃で分断され、オカルンとキンタはいじめっ子の同級生・ハセと対峙し、アイラは単身体育館で首が宙に浮いた敵の大群と戦闘を強いられています。

「オカルン今能力ないけど大丈夫か?」「オカルンとキンタのタッグ楽しみだけどキンタの負担重いよね…」「頭部のない集団怖すぎた」と圧倒的不利な状況に戦々恐々とする声がある一方で、「1人で大群相手できるアイラかっけえ」「キンタ意外と肉弾戦もいけそうやん!」「いじめっ子に負けるなー!!」と激闘の予感にワクワクする読者も。

危機的状況を打破する展開も見どころである本作。「ターボババアが合流するなら今しかない!」と強力な助っ人の登場を切望する声も上がっています。この状況をどうやって打開していくのか、次週の注目ポイントです!

生首の正体は飛頭蛮? 体育教師も敵確定か

さてここからは生首の敵について考察していきたいと思います。複数の読者からも考察が寄せられているのですが、生首の敵の元ネタは恐らく中国の妖怪“飛頭蛮”。昼間は普通の人間と変わらない姿をしていますが、夜になると頭部が胴体から離れて宙を自由自在に飛び回るとされています。ちなみに、日本妖怪のろくろ首の原型という説もあるようです。

飛頭蛮を調べていてギョッとした特徴がひとつ。首が離れた状態で生きていられるのは一晩だけ。朝になる前に頭部が胴体に戻れなければ死んでしまう、と。……いんちょー、めちゃくちゃピンチなのでは? しかし、逆に考えればまだ死んではいないということ! どうか首を戻して救われてほしいですね。

私が気になったのは、いんちょー以外の生首が何者なのかということ。攻撃しても効果がない様子からアイラは「能力者を直接叩かないと倒せないタイプ」と判断していたので、実体を持った幻術のようなものなのでしょうか。身体は若々しい感じだったのに、顔だけがやつれていたのも気になります。

さらに飛頭蛮を操る能力者について。飛頭蛮がバスケ部のような動きをしていることや前話でいんちょーの背後に立っていた人物のシルエットから、これまでたびたび登場していた体育教師だと考えるのが妥当でしょう。彼は「バスケ合コン」に三丈目(サンジェルマン伯爵)をはじめ同僚教師を誘っていました。また、179話で三丈目が見ていた意味深な動画もバスケットボールについてのものでした。こうみるとバスケの伏線がいろんなところに張られていることがわかりますね。改めて少し前の話から読み返してみると新しい発見がありそうです。

それにしても、星子を襲ったキョンシー遣いに続き、飛頭蛮も中国由来。これも何かの伏線なのでしょうか……。

そして、本来の標的であった雪白と黒幕の教師は未だ見つかっていません。彼らはどこへ行ったのでしょうか。体育館の中にはいないようですが、雪白の無事も気になるところ。来週の更新も見逃せません!
 

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