6/9オープン「らぁ麺 たか山」経験豊富な若き店主が独立。素材を活かした奥深い味わいの無化調ラーメン@長野県松本市
長野県松本市・国道143号沿いに新たなラーメン店「らぁ麺 たか山」が2025年6月9日オープン。15歳からラーメン店で経験を積んできた店主の髙山裕也さんが長年の夢を叶えて独立開業した新店です。
さまざまな素材を多用して丁寧に仕込んだ動物系と魚介系を組み合わせた無化調のWスープが特長。複数の醤油と塩を使ったかえしを合わせた「醤油」「塩」の2種のラーメンが味わえます。
〈Index〉
▶念願の店をオープンさせた店主・髙山裕也さん
▶旨みを抽出させたWスープの無化調ラーメン
▶「特製醤油らぁ麺」「塩らぁ麺」
▶落ち着いた雰囲気の店内
▶店舗データとMAP
◆15歳からラーメン修業。念願の店をオープンさせた髙山裕也さん
「らぁ麺 たか山」店主の髙山裕也さんは現在31歳。15歳で中信地区の雄「寸八」の門をたたき、ラーメンのイロハを学び、さらには長野県内各地で経験を積み、待望の店をオープン。ラーメン好きから高い評価を得ている松本市の「小麦そば 池」の店主・大池尭之さんとは保育園から幼馴染という間柄。2人でラーメンを食べ歩いたり、ラーメン談議に花を咲かせたりと切磋琢磨してきた仲だという。「先に独立した大池さんから刺激を受け、背中を押してもらったのも独立に踏み切った経緯の一つです」と髙山さん。
◆複数素材を丁寧に処理し、旨みを抽出させたWスープの無化調ラーメン
ガラや肉など鶏&豚をじっくり仕込む動物系に、煮干し・サバ・アサリなどから作る魚介系を合わせる無化調のWスープがベース。6種類の醤油、4種の塩を使うかえしなど、渾身の1杯には多くの素材が混ざり合っています。いろいろな食材の要素が複雑に絡み合っているにもかかわらず、バランスよくとても食べやすく仕上がっているのが特徴です。
動物系スープは清湯でなくコクを出すために半濁に。さらに旨みや丸みを出すために1日寝かせて仕上げます。
地元松本の「横沢麺業」に特注した中細麺は、3種の国産小麦をブレンドした甘みのある麺。
◆「特製醤油らぁ麺」「塩らぁ麺」
「特製醤油らぁ麺」1,400円
鶏と豚から抽出する動物性スープをメインとした一杯。スープの一体感が感じられる味わい。麺が良くスープを吸うので、箸を進めていくと自然とスープも味わえ、スープが過剰に残りません。低温調理の豚ロースと豚バラ煮豚の2種のチャーシュー。肉がたっぷり入ったワンタンと具材も秀逸。
醤油は濃口ベースに甘みの白醤油、コクの再仕込み、キレを出す生上げ醤油などを使用。無化調だからこそ6種類のブレンドで風味豊かにしています。
「塩らぁ麺」1,000円
醤油とは対照的に魚介系スープメインのWスープ。ふんわりとやわらかい口当たりから徐々に魚介が香ってきます。出汁が効いているのでほっとする味わい。麺は同じ中細麺ですが、醤油の麺よりやや細ものを使用し、食べ進んでいくと小麦の甘味が強く感じられます。
かえしは4種類の塩をベースにし3日間かけて作る特製塩だれ。塩に加える煮干し、サバ、昆布、シイタケなどの乾物はじっくり水出しで抽出。仕上げ前日に白醤油で香りづけしています。
メニューは「醤油・塩」の2種類。
それぞれ味玉・雲吞・特製があります。雲吞(わんたん)は、醤油が豚肉とショウガ、塩が鶏としそが入っています。
◆落ち着いた雰囲気の店内
半年ほど空き店舗になっていたラーメン店を改装。白壁と木を基調にした落ち着いた雰囲気の店内です。
カウンターほか、2人掛け、4人掛けのテーブル席もあり、子ども用の椅子も用意されています。
店は松本市街から四賀地区や上田方面へ向かう国道143号沿い。駐車場は店舗前と道路を挟んだ左側の砂利スペースにあります。「子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでみんなに愛される店を」と、髙山さん。絶品の無化調ラーメンを味わいに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
(長野県の情報サイトWeb Komachi)
らぁ麺 たか山
●住所
長野県松本市桐3-1-15
●電話
0263-31-5022
●営業時間
11:00~14:30、17:30~20:30 ※スープなくなり次第終了
●定休日
火曜
●席数
13席
●駐車場
9台
●備考
支払い→現金のみ
●Instagram
https://www.instagram.com/ramen_tkym/