愛媛弁!意味が難しい愛媛県の方言ランキング
愛媛弁と一口に言っても「伊予弁」や「内子弁」などバラエティ豊か!そこで今回はウェブアンケートにて総勢9827名に調査した<意味が難しい愛媛県の方言ランキング>を発表します。
「今日のおやつは“ひがしやま”」って…どんな食べ物?気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【愛媛弁!意味が難しい愛媛県の方言ランキング】
第1位 ひがしやま(干し芋)(1217票)
第2位 ラーフル(黒板消し)(1108票)
第3位 よもだ(いい加減な人、無責任)(885票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9827名/調査日:2024年8月1日
食べ物の名前ということにビックリ!1位は「ひがしやま」(干し芋)!
<投票者のコメント>
「芋なのか山なのかどっちかわかんないかも」
「愛知の方言も難しいね。ひがしやまが干し芋のことだとは想像できない」
「地名か人名かと思った」
「ひがしやま」と聞くと、そういった名前の山や地名、人名などを思い浮かべてしまいますが、愛媛県の方言では「干し芋」を意味します。高知県でも使われている方言です。一説には「山で採れたもので作った干菓子(ひがし)」が語源になったとか。ちなみに「ひがしやま」はそのまま食べてもおいしいのですが、電子レンジで少し温めたり、軽く油で揚げてもおいしいそうです。愛媛の美味しい「ひがしやま」、ぜひ食べてみたいですね!
実は語源はオランダ語から!2位は「ラーフル」(黒板消し)!
<投票者のコメント>
「語源を知りたい」
「魔法が使えるアイテムの響き…」
「沖縄の食べ物みたいです」
「ラーフル」は愛媛県の方言で「黒板消し」を意味します。宮崎県や鹿児島県、山口県などでも使われている方言です。ちなみに「黒板消し」の商品名として「ラーフル」を使っている製造会社もあります。外国語のような響きだと思ったらそれもそのはず、元々はオランダ語で「ほつれ糸」を意味する「rafel」が由来とする説があり、昔は糸がほつれたぼろぼろになった布を黒板を消すのに使っていたようです!
よもやよもやな意味でした!3位は「よもだ」(いい加減な人、無責任)!
<投票者のコメント>
「こんな方言が本当にあるの?」
「苗字だと思う」
「昔は良く使いました。中学生の時に先生が無責任という意味で言っていました」
「よもだ」と聞くと、まさか…という意味の「よもや」や人名などを想像してしまいますが、実は愛媛県の方言で「いい加減な人」や「無責任」を意味します。それを知ると、マイナスでしかない言葉のように感じますが、実は「よもだ」には親しみの気持ちもこもっていて、なんとなく憎めないというニュアンスもあるようです!