チョコレートの世界にダイブ!神戸で出会う夢の世界「フェリシモ チョコレート ミュージアム」 神戸市
神戸ウォーターフロントにある「フェリシモ チョコレート ミュージアム」(神戸市中央区)。ここで10月5日まで行なわれている企画展が「思わず写真に撮りたくなる♡」と大好評と聞き、早速足を運んできた筆者。そこにはチョコ好きはもちろん、アート好きも心ときめく体験が待っていました♪
今回鑑賞できるのは常設の展示に加え、個性豊かな3つの企画展。チョコレートミュージアムでしか見られない、チョコレートの世界に没入する特別なひとときをご紹介します!
■世界のチョコショップが手のひらサイズに!?「空想のチョコレートタウン」
チョコレートの香りが立ち込める展示室。最初に小さな入り口をくぐると、そこに広がっていたのは、世界のチョコレートショップをミニチュアで再現した夢の街。
"空想"というタイトルですが、パリやメルボルン、ヘルシンキといった、世界の都市に実在するチョコのお店が手のひらサイズの精巧なミニチュアに変身し、ずらり並びます。
小さなショーウィンドウの中には実際のチョコのパッケージが並んでいたり、細かく見れば見るほど面白い!じーっと覗き込んでるうちに、自分が小さくなって世界の街角を旅してる気分に…♡
ミニチュアの対面には、そのお店のチョコレートのパッケージも展示されていて、実際にお店に行きたくなること間違いなし!空想旅行気分で街を探索してみてくださいね。
■チョコで染める!?自然の色合いに包まれる「回帰する時間 ―たゆたふ―」
お次はしっとり大人な展示。ここでは植物染で染められた布がふわっと揺れる、不思議で癒される空間が広がっています。
作家のいまふくふみよさんは、植物染のプロフェッショナル。なんとこの布の中には草木染に加え、カカオで染めた布もあるそう!
光の加減や布の透け感で、自分の服に模様が映ったように見える写真も撮れちゃいます♪自然とアートが融合した、静かで美しい時間が味わえる展示でした。
■チョコが動く!私も動く!「不思議なチョコレート劇場」
最後に辿り着いたのは、インタラクティブアート展「不思議なチョコレート劇場」。ここでは想像を上回る体験が待っていましたよ!
真っ白な空間の中央に並ぶ6つのチョコレートパッケージ。その中から1つを選んで、白いテーブルにそっと置くと……テーブルが光り出して、部屋全体がチョコの世界に大変身!
制作したのは名古屋造形大学のプロジェクトチーム「Switch」。壁いっぱいに広がる映像には巨大なチョコレートが降ってきたり、イチゴが飛び出したり…さらに映像に触れてみると、動きに反応して映像が変化する仕掛けに大はしゃぎ!
自分がアートの一部になれるこの展示、まさに"没入感"のかたまり。楽しい写真も撮り放題で、友人同士はもちろん、カップルや家族でも楽しめること間違いなしです!
ほかにも世界中のチョコレートのパッケージ約1万8千点を集めた展示室や、巨大な板チョコと一緒に写真を撮れるフォトスポットもあり、チョコレートにまつわる楽しい体験が目白押し!
展示室を出ると先ほど展示室にもあったチョコレートや、ミニチュアのチョコレートを自宅で作れるキットなどを販売。
さらにフェリシモチョコレートミュージアムのオフィシャルグッズもあり、お土産にもぴったりなお買い物ができそう♪
チョコレートが街になったり、染料になったり、アートになったり…五感すべてを使って楽しむ特別な体験を通して、おいしいだけじゃないチョコの魅力にすっかり心を奪われた1日。
チョコ好きも、アート好きも、映えスポット探し中の人にも、全力でおすすめできる新感覚の展示空間でした!
企画展会期
2025年4月12日(土)~10月5日(日)
場所
felissimo chocolate museum[フェリシモ チョコレート ミュージアム]
(神戸市中央区新港町7番1号 (Stage Felissimo 2F))
時間
11:00~18:00
※入館は午後5:30まで
休館日
年2回の春と秋の展示替えの時期