累計約100万部の人気シリーズ 今夏に静岡県版発売へ 500ページ超の旅行バイブル
■地球の歩き方静岡県版 8月に発売予定
人気シリーズに静岡県も仲間入りする。旅行ガイドブック「地球の歩き方」の静岡県版が今年発売する。県内全35市町の観光地やグルメを紹介し、総ページ数は500ページを超える予定となっている。
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地球の歩き方は“海外旅行のバイブル”として知られている。ただ、新型コロナウイルス感染拡大によって需要が落ち込み、その後は国内シリーズが主力となっている。現在、東京都や沖縄県など20タイトルが発売されており、今年8月の観光を予定している静岡県版は25タイトル目となる。
昨年12月には地球の歩き方の編集長を務める由良暁世さんや静岡版のプロデューサーを担う今井歩さんらが鈴木康友知事を訪問した。静岡県版の概要を説明した由良さんは「歴史、文化をすごく手厚く紹介していく予定です」と話し、鈴木知事からは「東部、中部、西部で色々ある静岡県の地域性を大事にしながら制作してください。第二弾は山梨県も含めた富士山で1冊つくってほしいです」と激励を受けた。
「地球の歩き方 静岡」の制作を記念して、1月10日までアンケート&プレゼントキャンペーンも実施されている。表紙のイラストやオススメスポットなどを回答すると、抽選で30人にオリジナルクオカードやオリジナル御朱印が当たる。
地球の歩き方は1979年の創刊以来、海外旅行ガイドをつくり続け、現在は約160の国と地域の情報を網羅する。コロナ禍で売り上げが95%減少となる逆風の中、2020年に発売した初の国内版「東京」が大ヒット。国内シリーズは累計約100万部に上っている。
(SHIZUOKA Life編集部)