『ストリートファイター』ハリウッド実写映画化、監督にキタオ・サクライが決定
カプコンが誇る世界的格闘ゲーム『ストリートファイター』ハリウッド実写映画に、新監督として日系アメリカ人のキタオ・サクライが起用されたことがわかった。米などが伝えた。
製作は『デューン』シリーズや『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)などの米ジェンダリー・エンターテインメントとカプコンが共同で行う。サクライは先にスケジュール都合で『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(2022)のダニー&マイケル・フィリッポウから監督を引き継ぐ。
キタオ・サクライは1983年に日本で生まれ、オハイオ州クリーブランドで育った。2021年のコメディ映画『バッド・トリップ ~どっきり横断の旅~』で注目を集める。この度の就任についてサクライは、「レッツ・ゴー!始まりのゲームに命を吹き込むことができるなんて超光栄です!波動拳!」と興奮のコメントをInstagramに書き込んでいる。
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1980年代後半、アーケードゲームに始まった『ストリートファイター』は瞬く間に人気を博し、1994年にはジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演を務めた米実写版やアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』などが製作された。ほかにも春麗(チュンリー)を主人公にした実写映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』(2009)も公開されるなど、圧倒的人気を誇るIPシリーズとして世界中で愛され続けている。
すでに2026年3月20日にソニー・ピクチャーズ配給によるUS公開予定がセットされている。リュウやケンといったお馴染みのキャラクターたちのキャスティングにも注目だ。
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